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70歳で数学で新発見で博士号

ティブッルスでもちょっと老年の話が出て来たところでしたが……

  http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070310STXKF088309032007.html

comcさんの所で知った記事ですが,70歳で数学で新発見で博士号,という記事です.本当に,何かを始めるのに遅いということはないのですね.西洋古典学でも,以前紹介しましたが,高校の先生を退職後に,ギリシア語を勉強し始め,ついにはイーリアスの注釈を作ったという方がいましたが,情熱があれば年令は関係ないのですね.

ついでに見つけた記事ですが,社会人の学びの場として,公開講座を増やそうという試みが始まるようです.

  http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070217AT1G1602H16022007.html


【2007/03/10 20:14】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(5) | 記事修正

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この記事に対するコメント

イーリアス


土井晩翠氏の『イーリアス』もその系統ですね。
あれを全部七五調で翻訳しちゃったわけですから……。
『イーリアス』は復刊されていますが、『オデュッセイアー』は古書のみらしいです。大学図書館で見つけましたが、壊れるのが怖くて図書館から出せません……。


【2007/03/10 22:18】 URL | Caesar #- [ 編集]

土井晩翠氏は……


土井晩翠氏の翻訳は寡聞にして知りませんでした.これはギリシア語から訳しているものなのでしょうか.ホーマーとかかれているところを見ると,英語訳からの重訳ではないかと思いますが…….なみに,土井晩翠氏の翻訳のタイトルは『オデュッセイアー』ではなくて,『オデュッセーア』のようです(長短が気になってちょっと検索で探してみました).

あと,これもおもしろ半分に,古いホメーロス翻訳を探してみましたが,

  ホオマア  馬場孤蝶 譯 『イリアード』 東京 : 國民文庫刊行會,1915.
  ホメロス  廣島徳四郎譯 『イリアス』 東京 : 慶応書房, 1938.

というのがありました.特に恐るべきは,下の方で,Webcatの注では,「ノワウィチ・グネディッチによるロシア語訳(1828刊)からの重訳」ということです.この戦争直前の時代に英語でなくて,わざわざロシア語からというのはすごいことですね.馬場孤蝶という人は僕はよく知りませんが,この方も英文学の翻訳などあるようですから,多分,英訳からの重訳だと思います.文壇とも関わりがあったようなないような……よくわかりません.

原典からの翻訳の最初のものは,検索の範囲では,やはり我らが田中秀央先生のようですね.

  ホメーロス詩 田中秀央, 松浦嘉一譯 『オデュスセィアー』 東京 ; 京都 : 弘文堂, 1939.
 
この共訳者の松浦先生は,英文学が本業らしくて,そちらの著書も多数ありますが,アリストテレスの詩学も訳していたりします.

しかし,戦前に重訳でもホメーロスを読んで翻訳を出す非専門家がいたということはすごいことです.それぐらい,人を翻訳に駆り立ててしまう何かをもった作品なのでしょうね.僕も辞書を引くのが大変,などと言わずに原典でよめるメリットを享受しなければいけません.

僕はあまり翻訳に関心はないというか,読むときの手がかり以上に入れ込むことはほとんどないですが,さすがに戦前にこうした翻訳が生まれた経緯などに思いを馳せると,なんだかまた独特のロマンを感じますね.


【2007/03/10 23:58】 URL | メレアグロス #joBkeTOc [ 編集]

励まされます


私も、大学と大学院は、西洋古典学科で学んできちんと教育を受けたわけではないので、いくらラテン語を専門に読むと言っても、内心忸怩たるものがありました。

しかし、今日の記事&リンクを貼って下さった記事を読んで大層励まされました。三十代半ばを過ぎましたが、それでも今からコツコツとやってゆけば、いつかは物になる可能性があるということですよね。私も地道にやってゆきます。


【2007/03/12 20:06】 URL | 馨子 #tQ725RIE [ 編集]

原典訳


アマゾンでも売ってますね。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4572008523/
これが本邦初の原典からの訳、ということです。
独学でギリシア語を学習されたようですし、古典学を経由しているわけでもないですから、慣例としての英語表記だったのではないでしょうか。

私は、あえて大学院に進学するつもりです。私が今いる大学・学部・学科ともに全然古典学とは関係ないですし、古典学専門の教授などいませんが、初級のギリシア語・ラテン語の授業を取っているうちに魅了されて、古典学のある大学院へ行きたいと思うようになりました。
独学はきついですが、モノにしたいと思いながら勉強中です。


【2007/03/13 00:23】 URL | Caesar #Zq8WpV5o [ 編集]

先客万来


滅多にコメントのつかないブログですが,こんなにコメントがついてびっくりです.

>馨子さま
ラテン語は専門でも大変ですが,必ずしも文献学専門でなくて,それでいてできればその程度読めた方がいい専攻などでは,かなり大変ですよね.僕は逆に古代史や文化関係の知識が弱くて,いつかちゃんとSymeなど読んだりしなければ,と考えています.宗教史関係などでいい本があったら,ブログ記事などでぜひ紹介して下さい.

Caesarさま
そうだったのですが,ギリシア語原典からだったのですね.それはすごいことです.現物を見ていないですが,ちょっと図書館を探して読んでみましょう.

ところで,まだ学部の方だったのですね.是非西洋古典学,本格的にやってみてください.もともと,西洋古典学やるかたは,他の学科から来る方も結構多いのです,その方がひょっとするといいかも知れないのですね.それにしても,魅了されるような授業をされているのだったら,かなりいい先生に習われたのだと思います.


【2007/03/13 02:59】 URL | メレアグロス #joBkeTOc [ 編集]

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