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カトゥッルス第8歌 未練

Miser Catulle, desinas ineptire
et, quod vides perisse, perditum ducas.
fulsere quondam candidi tibi soles,
cum ventitabas quo puella ducebat
amata nobis quantum amabitur nulla.  5
ibi illa multa cum iocosa fiebant,
quae tu volebas nec puella nolebat,
fulsere vere candidi tibi soles.
nunc iam illa non volt: tu quoque impote<ns noli>,
nec quae fugit sectare, nec miser vive, 10
sed obstinata mente perfer, obdura.
vale, puella. iam Catullus obdurat,
nec te requiret nec rogabit invitam.
at tu dolebis, cum rogaberis nulla.
scelesta, vae te, quae tibi manet vita?  15
quis nunc te adibit? cui videberis bella?
quem nunc amabis? cuius esse diceris?
quem basiabis? cui labella mordebis?
at tu, Catulle, destinatus obdura.

哀れなカトゥッルスよ,無駄な事はやめろ,
そして,駄目になったのが分ったものは,駄目になったものと考えろ.
かつてはお前に,燦々とした日々が輝いていた,
他のどの女も愛されないほど,お前に愛された
彼女が連れて行くところに,お前はしばしば訪れていった,
そこで,お前が望み,彼女も嫌とはいわなかったところの
あの沢山の楽しみが営まれていた時,
お前には本当に燦々とした日々が輝いていた.
今やもう,彼女はそれを望まない.お前もまた,役立たずめ,望むのはやめろ,
逃げて行く彼女も追いかけるな,そして惨めに生きる事も止めろ,
堅い気持で,耐えろ,情を捨てろ.
さらばだ,君よ.もうカトゥッルスは情を捨てた,
そして,君を求めもしないし,嫌がる君にお願いもしない.
だが,お君のほうこそ悲しむだろう,全然お願いされることもなくなって.
性悪女よ,ああ,どんな人生が君を待っているだろうか?
今,誰が君の所に行くだろうか?誰に君は美しいと思われるだろうか?
今,誰を君は愛するだろうか?誰の女と,君は言われるだろうか?
誰を君は口づけするだろうか?誰の唇を君は噛むのか?
だが,カトゥッルスよ,決然と情を捨てろ.


【2006/10/30 20:47】 Catullus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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