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よく分らない……

全然本論に関係ないかもしれないのですが,どうも先ほどの文章,最後の「そして,この方は,今あなたに対してしたのと同じ言い訳を,そのときもまた我々にしたのです.というのも,彼は少なくとも十分人から習ったうえ,それをちゃんと覚えていると言っているのですから.」というのがよくわかりません.というのも,この客人は,ソークラテースに対しては,言い訳らしいことは,「しかし一方,それぞれが一体なんであるかをうまく分類するのは,決して小さな仕事でも容易な仕事でもありません.」と言っているだけで,「彼は少なくとも十分人から習ったうえ,それをちゃんと覚えている」などとは答えていないので.うーん,どういう解釈をすればいいのでしょう.なにか冗談でも言っているのでしょうか.

 ちなみに,拙訳で「というのも……」と訳しているところは,藤沢令夫訳では「その問題については十分に聞いて教わった事があるし,憶えていないわけではないと,みずからみとめながらですよ.」と訳していて,シュライヤーマッハーは"Denn genug darüber gehört zu haben bekennt er, und auch dass es ihm nicht entfallen ist"(「というのも……」で拙訳と同じ)と訳しています.

 あまり本論と関係ありませんが……というか,この調子で訳していたら本論に行く前にこのブログが終わってしまいそう(笑).

[一応自己解決……?]

多分,fhsinを,「認めている」と解釈するのでしょうか.つまり,客人が答えた事が,彼の周りの人との問答の末に行き着いた結論であって,それを答えたという事で,我々から教えを受けて,それをちゃんと覚えていることを認めているのだ,と,皮肉に言っているのじゃあないかと,今は思っています.どちらにせよ,哲学にはあまり関係ない話です…….

【2006/05/23 23:14】 Plato Sophistes | TRACKBACK(0) | COMMENT(1) | 記事修正

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