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放射性セシウム137単独100gの威力

 今話題の放射性セシウム137ですが,単独でとんでもない被害を引き起こした事件が1987年にブラジルで起きていました.ブラジルでのセシウム137汚染は,廃医療施設から持ち出された,たった100gのセシウム137が原因で,これが放射性物質だったので,キラキラ輝くのがきれいだと,知り合いなどに分けたりして,それぞれ体になすりつけたりして遊ばれたため,とんでもない被ばくをしてしまい,認定被爆者249人(実際の被爆者はおそらくもっといるとおもわれます)を出す大惨事になったわけです.死亡者6人は,厳重に6cmの鉛の棺に入れられ,さらに30cmのコンクリートで覆われて,上部も同じ厚みのコンクリートで密封されています.現在もなお,セシウム被害と地域住民による差別などで,苦しんでいる人が多くいるようです.
 まあ我々が福島原発事故由来で,このレベルの猛烈な被ばくをすることは,福島原発敷地内や,核燃料由来の固形の汚染物質が飛び散ったと思われる近隣の範囲に入るならない限りはないと思います.ただ,放射性物質は管理がまれに甘いことがあって,しばしば間違って一般人の手に渡り,大変な被ばく騒ぎを起こしますし,日本でも実際そういうことが起きたことがあります.東北各地では,津波で医療施設も沢山被害を受けています.満一,そういったところから放射性物質の入った容器などが外部に出ていて,うっかり手にしたりしたら,致死量の被ばくを受けかねません.是非是非ご注意を.

世界のヒバクシャ <http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?post_type=exposure&lang=ja> これの第6章第1部がブラジルのセシウム汚染事件です.



【2014/04/30 20:07】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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