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ホラーティウス『談話集』2巻5歌99-110 (完結)

cum te servitio longo curaque levarit,
et certum vigilans, 'quartae sit partis Ulixes'   100
audieris 'heres': 'ergo nunc Dama sodalis
nusquam est? unde mihi tam fortem tamque fidelem?'
sparge subinde, et, si paulum potes, illacrimare: est
gaudia prodentem voltum celare. sepulchrum
permissum arbitrio sine sordibus exstrue; funus 105
egregie factum laudet vicinia. si quis
forte coheredum senior male tussiet, huic tu
dic, ex parte tua seu fundi sive domus sit
emptor, gaudentem nummo te addicere.—sed me
imperiosa trahit Proserpina: vive valeque!    110


彼があなたを長く続いた奉仕と苦労から解放し*1
確かに目覚めた状態で*2,「4分の1はウリクセースが
相続人たるべし」というのをあなたが聞いたら,「それでは今は親友のダーマ*3
どこにもいないのか?どこから私にかくも逞しくかくも忠実な友を得れば?」
という言葉を繰り返しまき散らすべし.そして,もし少しでもできれば,涙に暮れよ.
喜びをばらしまう顔を隠すことができる.墓は
裁量に任されているなら,瑕疵のないものを作れ.葬儀は
すばらしく執り行い,隣人たちに褒めさせよ.もし誰か
共同相続人がたまたま年上でひどく咳をしているなら,この者にお前は
言え,「もし私の地所や家の持ち分からの
買い手になるなら,喜んで私はびた一文で売ります」と.——だが私を
支配者プロセルピーナ*4が引きもどしている.さらばお元気で!


*1 要するに死んでしまって,ということ.
*2 夢ではなく,現実にということ.
*3 この名前は18行で登場している解放奴隷の金持ちのこと.
*4 冥界の女王.



【2012/06/25 03:05】 Horatius Sermones | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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