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キケロー『デーイオタルス王弁護』10節
10 1 ita cum maximis eum rebus liberares, perparvam amicitiae culpam relinquebas. 2 itaque non solum in eum non animadvertisti, sed omni metu liberavisti, hospitem agnovisti, regem reliquisti. 3 neque enim ille odio tui progressus, sed errore communi lapsus est. 4 is rex, quem senatus hoc nomine saepe honorificentissimis decretis appellavisset, quique illum ordinem ab adulescentia gravissimum sanctissimumque duxisset, isdem rebus est perturbatus homo longinquus et alienigena, quibus nos in media re publica nati semperque versati.

10 1 このように,あなたが彼にもっとも重大な叱責を免じた時に,残していたのは極めて小さな友情に対する非難だったのです.2 したがって,あなたは,彼を罰しなかっただけではなく,あらゆる恐怖から解放し,賓客として認め,王として残しました.3 そして実際,彼はあなたに対する憎しみのために軍を進めたのではなく,皆に共通する過ちに陥っていたのです.4 元老院が最高の栄誉を付与する決議において,彼をしばしばこの名で呼び,そしてその階級を,青年期よりもっとも重要かつ神聖なるものと考えて来たようなその王ですから,彼は,遥か遠方の,異民族の生まれにもかかわらず,我々共和国のまっただ中に生まれ,常にそこにいた所の人間がそうであったのと同じ事情によって翻弄されたのです.


【2005/09/24 14:18】 Cicero Pro rege Deiotaro | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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