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エウリーピデース『ヒッポリュトス』41-57


ἀλλ᾽ οὔτι ταύτῃ τόνδ᾽ ἔρωτα χρὴ πεσεῖν·
δείξω δὲ Θησεῖ πρᾶγμα, κἀκφανήσεται.
καὶ τὸν μὲν ἡμῖν πολέμιον νεανίαν
κτενεῖ πατὴρ ἀραῖσιν, ἃς ὁ πόντιος
ἄναξ Ποσειδῶν ὤπασεν Θησεῖ γέρας, 45
μηδὲν μάταιον ἐς τρὶς εὔξασθαι θεῷ.
ἣ δ᾽ εὐκλεὴς μέν, ἀλλ᾽ ὅμως ἀπόλλυται
Φαιδρα· τὸ γὰρ τῆσδ᾽ οὐ προτιμήσω κακὸν
τὸ μὴ οὐ παρασχεῖν τοὺς ἐμοὺς ἐχθροὺς ἐμοὶ
δίκην τοσαύτην ὥστ᾽ ἐμοὶ καλῶς ἔχειν. 50
ἀλλ᾽, εἰσορῶ γὰρ τόνδε παῖδα Θησέως
στείχοντα, θήρας μόχθον ἐκλελοιπότα,
Ἱππόλυτον, ἔξω τῶνδε βήσομαι τόπων.
πολὺς δ᾽ ἅμ᾽ αὐτῷ προσπόλων ὀπισθόπους
κῶμος λέλακεν, Ἄρτεμιν τιμῶν θεὰν 55
ὕμνοισιν· οὐ γὰρ οἶδ᾽ ἀνεῳγμένας πύλας
Ἅιδου, φάος δὲ λοίσθιον βλέπων τόδε.

だが,決してこのままでこの愛が終わってはならない.
私は次いでテーセウスに事態を示そう,そしてそれはあからさまになろう.
そして私に敵対するその若僧を
父は殺すだろう,海の
主たるポセイドーンがテーセウスに贈り物として授けた呪いによって,
それは三度までは神へ祈り願えば必ずや成就するというものだ.
そして,あのパイドラーは誉れは保つが,だがそれでも死ぬのだ.
なぜなら,彼女の受く災いなぞ私は気にかけはすまい,
私の敵対者が私からこれほどまでの罰を受けて,
我が事が成就する,ということが潰えるぐらいなら.
だが,まさに,テーセウスの子が
近づくのが見える,ちょうど狩りの骨折りを後にしたところの
ヒッポリュトスが.この場所の外に,私は行こう.
彼とともに,多くの召使いの付き従う
一団が騒がしい音をたて,アルテミス女神を敬って
讃歌を歌っている.実際,冥界の門が開かれているのも,
この光を見るのも最後だとも知らずにな.


【2008/07/03 10:37】 Euripides Hippolytus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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