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ピンダロス『ネメア祝勝歌』9歌
 ピンダロスは黙っているとなかなか読む機会がないので,ちょっと読んでみようと思います.
 ちょっと見た感じでは,ホラーティウス読みには多分,サッポーやアルカイオスなどの叙情詩と並んで,必読書ですね.Nisbet-Hubbardの注釈を読むよりも,直接ピンダロス(やバッキュリデースなど)を読む方が,発見が多いと思います.

一応,手に入った参考文献をあげると……

校訂本・注釈書

Braswell, Bruce Karl. A Commentary on Pindar Nemean Nine. Texte und Kommentare 19. Berlin/New York: de Gruyter, 1998.(書評)
一番新しい校訂本+対訳+注釈でしょうか.注釈はしかし凄まじく専門的です.しかし対訳は大変便利で,信頼がおけます.

翻訳

内田 次信 訳『ピンダロス 祝勝歌集/断片選』西洋古典叢書第II期第13回配本.京都:京都大学学術出版会,2001.
僕のようなラテン語しか読めない(それもそんなに読めてませんが)自称西洋古典学学徒には,喉から手が出る程欲しかった一冊です.翻訳そのものも優れていると思いますが,解説も非常によくまとまっていて,現時点の研究概観になっています.


ピンダロスは,内容の難しさもさる事ながら,韻律になると,殆ど韻律の専門家のテーマになる程の難しさだそうです.これについては追々(勉強しながら),参考文献などをあげることにします.

【2005/09/16 23:02】 Pindarus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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