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ホラーティウス『書簡集』1巻12歌21-28(完結)

verum seu piscis seu porrum et caepe trucidas,
utere Pompeio Grospho et, si quid petet, ultro
defer; nil Grosphus nisi verum orabit et aequum.
vilis amicorum est annona, bonis ubi quid deest.
ne tamen ignores, quo sit Romana loco res,   25
Cantaber Agrippae, Claudi virtute Neronis
Armenius cecidit; ius imperiumque Pharaates
Caesaris accepit genibus minor. aurea fruges
Italiae pleno defudit Copia cornu.

しかし君が屠るのが魚だろうと,葱と玉葱であろうと*4
ポンペイユス・グロスプスを君は用い給え.そして,もし彼が何か欲しがれば,すすんで
授け給え.グロスプスは正しく公正な物しか望まないだろう.
善き人が何か欠乏している時には,友人の値段は安くなるのだ.
さてしかし,ローマの状況がいかなる位置にあるか,君が知らずにいることのないように言うが,
カンタブリア人*5はアグリッパの,アルメニア人はクラウディウス・ネローの
勇猛さによって征服された.パラアーテース王*6
皇帝の膝もとにひれ伏して,ローマの法と支配を受け入れた.黄金の「豊穣」は
そのいっぱいの角から,イタリアに実りを注ぎ込んだのだ.

*4 やや難解な一文.エンペドクレースの奉じたピタゴラス派は,生物は人の生まれ変わりとし,当然それを奉じているものにとっては,魚を殺す事は殺人である.あるいは,高級食材である魚と,安価な葱・玉葱を対比させているのかもしれない(以上Mayer: ad loc.).
*5 スペインの部族.
*6 パルティアの王.前20年にクラッススから奪った軍旗(前53)を返還する.


【2008/03/14 00:24】 Horatius Epistulae | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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