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ウェルギリウス『牧歌』

ちょっとしばらく『牧歌』に取り組むことになりそうで,ついでに全訳も作ろうと思います.小分けなので,アエネーイス6巻よりは進むのが速そうといのもあります.書誌も自明ですが……

Mynors, R.A.B. P. Vergili Maronis Opera. Recognovit brevique Adnotatione Critica Instruxit. Oxonii: E Typographeo Clarendoniano, 1969.
定番テクスト.

Coleman, Robert Ed. and Comm. Vergil: Eclogues. Cambridge Greek and Latin Classics. Cambridge: Cambridge U.P., 1977.

Clausen, Wendell. A Commentary on Virgil, Eclogues. Oxford: Clarendon Press, 1994.
この二つが定番の注釈.初級向きは前者で,後者はやや学術的.しかし評価は前者のほうが高かったりもします.前者は自前テクスト,後者はMynorsのを使っています.

Klingner, Friedrich. Virgil: Bucolica, Georgica, Aeneis. Zürich: Artemis, 1967.
ドイツの碩学によるウェルギリウス解釈.牧歌では対訳で翻訳がついていて非常に便利.Georgicaの部分のみ別冊でも出ている(Vergils Georgica (Zürich u. Stuttgart: Artemis 1963))ので,こちらを買ったらもう一方は買わないように注意.

小川正廣 訳『ウェルギリウス 牧歌/農耕詩』西洋古典叢書.京都:京都大学学術出版会,2004.
最新の翻訳.若干の誤訳がないわけではありませんが,全体として読みやすく,素晴らしい翻訳だと思います.また,解説なども詳しいです.


『牧歌』はラテン語としては比較的すっきりしていて,長くても100行ちょいなので,初心者にもおすすめです.背景にはテオクリトスなどの牧歌の伝統がありますから,研究となるとテオクリトスは必読ですが,これも幸い古澤先生の翻訳が登場したので(西洋古典叢書),初心者から物怖じせずに取り組むことができるようになったのは嬉しい限りです(僕が初心者の時は大分脅かされましたが).
 気が向いたら簡単な語注でもいれようかと思います.まあ途中でくじけるでしょうが……(弱気)


【2007/09/28 02:24】 Vergilius | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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