ラテン語徒然  ラテン語の翻訳・覚え書きなど
log-in  ラテン語入門 作家別インデックス 文法資料 リンク集 ギリシア語フォントについて アーカイブ他
歴史地図 伊北 伊南 希北 希南 小ア PHI Perseus POxy KVK CiNii L-S Georges Gildersleeve 省略記号 Text Archive BMCR DCC

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


【--/--/-- --:--】 スポンサー広告 | 記事修正

TOPへ


ホラーティウス『歌集』2巻完訳

なんとか2巻目を訳しおわりました.個人的印象ですが,第1巻があらゆる韻律を駆使し,様々なテーマを料理する能力の広さを目指したとすると,第2巻はあえて韻律もほとんど2つにしぼりながら,哲学的・文学的な深さを追求した巻のように感じます.全体の雰囲気はどちらかといえば暗いものの,完成度は非常に高いように思いますが,どうでしょうね.

とりあえず『歌集』は時々訳していこうと思いますが,『談話集』を基本的にやっていこうかと思います.

スポンサーサイト

【2008/05/31 14:37】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ホラーティウス『歌集』2巻20歌

Non usitata nec tenui ferar
penna biformis per liquidum aethera
 vates, neque in terris morabor
  longius, invidiaque maior

urbis relinquam. non ego pauperum  5
sanguis parentum, non ego quem vocas,
 dilecte Maecenas, obibo
  nec Stygia cohibebor unda.

iam iam residunt cruribus asperae
pelles, et album mutor in alitem   10
 superne, nascunturque leves
  per digitos umerosque plumae.

iam Daedaleo notior Icaro
visam gementis litora Bosphori
 Syrtisque Gaetulas canorus    15
  ales Hyperboreosque campos.

me Colchus et qui dissimulat metum
Marsae cohortis Dacus et ultimi
 noscent Geloni, me peritus
  discet Hiber Rhodanique potor.  20

absint inani funere neniae
luctusque turpes et querimoniae;
 compesce clamorem ac sepulcri
  mitte supervacuos honores.


韻律:アルカイオス風ストロペー

  x ― U ― ― || ― UU ― x
  x ― U ― ― || ― UU ― x
   x ― U ― ― ― U ― x
    ― UU ― UU ― U ― x


並々ならぬ逞しき翼で
半人半鳥の歌人たる私は澄んだ空を
 運ばれてゆきましょう,そして大地には私は
  もう長くは留まりますまい,そしてより偉大な者となり

都の妬みを後にしましょう.貧しき両親の
血を引く私,あなたの呼ばう私は,
 愛しきマエケーナース様,死にはしませんし,
  冥府の浪も私を閉じ込めはしないでしょう.

今や,今や,脛には粗い
皮が定着し,わが上半身は鳥になっております.
 そして指と肩に生まれつつあるのは
  柔らかな羽毛です.

私はダイダロスの子イーカロスよりも
知られたものとして,唸りをあげるボスポロス*1の岸,
 ガエトゥーリア*2のシュルテース*3
  ヒュペルボレイー*4の野を訪ねましょう.

コルキス人も私を知り,また
マルシー族*5の軍団への畏れごまかすダキア人*6,そして最果ての
 ゲローニー族*7も知るでしょう.ヒベリア人*8も,
  ロダノス河を飲む人*9も,私を学び知るでしょう.

私のいない葬儀には,追悼も
みっともない嘆きも,かこちもなきよう,
 泣き叫ぶのもお控えください.そして墓を
  空しく讃えることはお止めください.

*1 プロポンティス海から黒海に入る海峡.航海の難所.
*2 ヌミディアの一部族だが,ここでは「アフリカ」に等しい.
*3 アフリカ北岸の,現在はリビア北岸部分.
*4 最果ての極北の地(?)にすむとされ,アポッローンとも関係の深い神話的民族.詳細は高津『神話辞典』該当箇所参照.
*5 ローマから東70kmほどの所に住む勇猛な部族で,ローマ軍の代表的戦力.
*6 現ルーマニアに住んでいた民族.
*7 スキュタイの一部族.
*8 現スペインの部族.
*9 ロダノス河は現ローヌ河で,それを飲む人は,すなわちガリア人.


【2008/05/31 14:30】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ホラーティウス『歌集』2巻19歌17-32(完結)

tu flectis amnis, tu mare barbarum,
tu separatis uvidus in iugis
 nodo coerces viperino
  Bistonidum sine fraude crinis: 20

tu, cum parentis regna per arduum
cohors Gigantum scanderet impia,
 Rhoetum retorsisti leonis
  unguibus horribilique mala;

quamquam choreis aptior et iocis 25
ludoque dictus non sat idoneus
 pugnae ferebaris: sed idem
  pacis eras mediusque belli.

te vidit insons Cerberus aureo
cornu decorum leniter atterens  30
 caudam et recedentis trilingui
  ore pedes tetigitque crura.

あなたこそが川の流れをかえ,あなたこそが蛮族の海を征し,
あなたこそが人里離れた山脈にて酒に浸り,
 蛇の結び目にて
  ビストニア*7の女どもの髪を傷付けることなく結わえたまう*8

あなたこそが,不敬の巨人族の軍が
父神の王国へ向かって断崖登りし時,
 ロイトス*9を,ライオンの爪と恐ろしい顎とで*10
  突き落としたもうた.

たとえあなたは歌舞と冗句と
戯れの方が向いているといわれ,戦いには向かないと
 言われているにもかかわらず,あなたは一つ身にして
  平和の要かつ戦いの要であらせられる.

ケルベロスも害を加えることなく,黄金の
角麗しきあなたを,しっぽをすりつけつつ
 穏やかに見,去るあなたの足を
  足と脛と三つの口にて舐めたのであった.

*7 ビストニア人はトラキアの一種族.ここではトラキアを意味する.
*8 しばしばバッコス信女は蛇のリボンで髪を結わえている.
*9 巨人族の一人.
*10 バッコスは巨人族と戦った際に,ライオンに変じたとも,ライオンの助けを得たともいわれる(cf. Nisbet-Hubbard: ad loc.).


【2008/05/31 09:36】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ホラーティウス『歌集』2巻19歌1-16

Bacchum in remotis carmina rupibus
vidi docentem, credite posteri,
 Numphasque discentis et auris
  capripedum Satyrorum acutas.

Euhoe, recenti mens trepidat metu  5
plenoque Bacchi pectore turbidum
 laetatur: Euhoe, parce Liber,
  parce gravi metuende thyrso!

fas pervicaces est mihi Thyiadas
vinique fontem lactis et uberes    10
 cantare rivos atque truncis
  lapsa cavis iterare mella:

fas et beatae coniugis additum
stellis honorem tectaque Penthei
 disiecta non leni ruina       15
  Thracis et exitium Lycurgi.


韻律:アルカイオス風ストロペー

  x ― U ― ― || ― UU ― U x
  x ― U ― ― || ― UU ― U x
   x ― U ― ― ― U ― x
    ― UU ― UU ― U ― x


バッコスが遠くの岩山で歌を
教えているのを僕は見た,後の人々よ,信じてほしい,
 またニンフらがそれを学び,山羊足のサテュロスの
  尖った耳がそれを学ぶのを.

エウホイ!心は新たな畏怖に震え,
バッコスに胸は満ち,狂乱のうちに
 歓喜する.エウホイ,お手柔らかに,リーベル神*1よ,
  お手柔らかに,重きテュルソス杖*2もつ畏るべき方よ.

僕には許されている,疲れ知らぬテューイアスら*3を,
葡萄酒と乳に豊かな
 河を歌い,そうして洞となった木の幹から
  落ちる蜜を繰り返し歌うことを.

僕には許されている,また星辰に加えられし
至福の妻の栄光の品*4を歌い,
 無慈悲な破壊により倒壊したペンテウスの館*5と,
  トラキアのリュクールゴス*6の死を歌うことを.

*1 バッコス(ディオニューソス)神に対応するローマの豊穣神.
*2 藤と葡萄の巻き付いたバッコス(とその信者)の持つ杖.
*3 テューイアーはバッコスの最初の信者.そこから,バッコス信女はこのように呼ばれる.
*4 テーセウスによってナクソス島に捨てられたアリアドネーは,バッコスに救われその妻となるが,その際バッコスにより贈られた冠は星座になった.
*5 テーバイ王ペンテウスはバッコス神を認めなかったため,神は地震でペンテウスの王宮を破壊した.後に自分の身内を含むバッコス信女らの手で八つ裂きにされる.
*6 トラキアの王で,エードーニー人を支配.バッコス神を迫害したが,神罰により狂い,息子を殺し,またそのために不作となったため,臣民の手で馬に縛りつけられ八つ裂きにされる.


【2008/05/31 07:45】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


一番安いオウィディウス入門

なんだかしばらくオウィディウスから遠ざかっていますが,『恋愛詩』3巻の全訳も一応遠い目標ではあるので…….最近購入予定書になったもの.

Michael von Albrecht. Ovid: Eine Einführung. Universal-Bibliothek. Stuttgart: Reclam, 2003.

オウィディウス入門はこれも有名(どちらも買ってませんが):
Niklas Holzberg. Ovid: Dichter und Werk. München: Beck, 1997. 3. Aufl. 2005.

しかし上のなぞ,文庫サイズとはいえ,350ページもあって10Euroですからねえ.これほど効果的なコピー防止策があるでしょうか.下のですら24Euroで,確か英訳もできています.日本語訳だれかしてくれないでしょうかねえ…….


【2008/05/30 17:55】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ホラーティウス『歌集』2巻18歌29-40(完結)

 nulla certior tamen
rapacis Orci fine destinata     30
 aula divitem manet
erum. quid ultra tendis? aequa tellus
 pauperi recluditur
regumque pueris, nec satelles Orci
 callidum Promethea       35
revinxit auro captus. hic superbum
 Tantalum atque Tantali
genus coercet, hic levare functum
 pauperem laboribus
vocatus atque non vocatus audit.  40

 しかし如何なる館も
貪欲な冥府という宿命の場所以上に
 確実に富んだ主を
待ちはしない.なぜ過剰に努めるのか?公正な大地は
 貧者にも開かれているし,
王者らの子にも開かれている.そして冥府の衛士*6
 抜け目ないプロメーテウスでも
金で籠絡されて解き放つことはない.この者は傲慢な
 タンタロス*7とタンタロスの
一族*8を監禁し,この者が労苦を果たした
 貧者の苦しみを取りあげ,
呼ばれようと呼ばれまいと耳を傾けるのだ.

*6 冥界の河の渡し守であるカローン.
*7 ゼウスとプルートーの子で,傲慢で富裕であったプリュギアの王.息子ペロプスを殺し,料理にして神々に出したため,冥界で水辺に首までつかるも,水を飲もうとすると水は逃げ,頭上の果物を食べようとすると食べられないという苦しみを与えられている.
*8 タンタリダイ(タンタロスの子孫)のペロプス,ニオベー,アガメムノーン,メネラーオス,アイギストスなど.あるいは,タンタロス的な性向の者(富裕で傲慢な者)とも解釈されている.


【2008/05/30 17:12】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ホラーティウス『歌集』2巻18歌1-28

 Non ebur neque aureum
mea renidet in domo lacunar,
 non trabes Hymettiae
premunt columnas ultima recisas
 Africa, neque Attali         5
ignotus heres regiam occupavi,
 nec Laconicas mihi
trahunt honestae purpuras clientae:
 at fides et ingeni
benigna vena est, pauperemque dives 10
 me petit: nihil supra
deos lacesso nec potentem amicum
 largiosa flagito,
satis beatus unicis Sabinis.
 truditur dies die,          15
novaeque pergunt interire lunae:
 tu secanda marmora
lacas sub ipsum funus et sepulcri
 immemor struis domos
marisque Bais obstrepentis urges   20
 summovere litora,
parum locuples continente ripa.
 quid quod usque proximos
revellis agri terminos et ultra
 limites clientium          25
salis avarus? pellitur paternos
 in sinu ferens deos
et uxor et vir sordidosque natos.


韻律:ヒッポナクス風ストロペー

   ― U ― U ― U x
  U ― U ― x || ― U ― U ― x
   ― U ― U ― U x
  U ― U ― x || ― U ― U ― x


 象牙も黄金の
天井も我が家では輝きはしない,
 ヒュメットスの梁*1がはるばる
アフリカより切り出した柱*2にのしかかるということもなく,
 また知らずに相続人となって
アッタロスの王宮を手にした*3こともなく,
 また僕のために,ラコニアの紫衣*4
高貴な女性仕令らが引きずることもない.
 だが,信義と才能に
恵まれた血脈が僕にはあり,貧しいこの僕を富者が
 求めているのだ.僕は何ら過剰なものを乞い願って
神々を困らせたりせず,有力な友に
 大盤振る舞いをねだりはしない,
サビーヌムだけで,僕は十分恵まれているのだ.
 日は日に押しのけられ,
新月は次々に死に急ぐ.
 君はといえば,大理石を刻ませる
契約を,自分の葬式の瀬戸際にしている,そして,墓も
 忘れて家々を建て,
バイアエではさざめく海岸を
 退かせようと躍起になっている,
岸辺に囲まれているのでは,あまり金持ちらしくないとばかりに*5
 どういうことか,いつも隣の
畑の境界を君は根こそぎにし,そして
 被庇護者の境界を
貪欲にも越えまたぐとは?追い払われるのは,
 父祖伝来の神々と
汚れた子供達を懐にもつ妻と夫なのだ.

*1 ヒュメットス産の大理石の梁.ヒュメットスはアテネの南東側にある山で,その大理石は有名であった.
*2 おそらくヌミディア産の大理石.
*3 小アジアのペルガモンの王アッタロス3世(前133年没)は,遺書でローマ人全体をペルガモン王国と財宝の相続人としていた.
*4 ラコニアの海岸では高級染料の紫貝がとれた.
*5 バイアエはローマ人の高級リゾート地.当時,海岸の水際に家を建てるのが流行していた.


【2008/05/30 15:31】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


動詞変化の練習

inputで空欄を作って変化表を埋める練習用の表を作りました.

  παιδεύωの変化(空欄)

なお,これはただ書き込めるだけの空欄なので,ボタンをクリックしたら正誤を判断する,というような高級なことはできません.ご自分で

  παιδεύωの変化

をみて確認して下さい.


【2008/05/29 20:02】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ホラーティウス『歌集』2巻17歌

Cur me querelis exanimas tuis?
nec dis amicum est nec mihi te prius
 obire, Maecenas, mearum
  grande decus columenque rerum.

a! te meae si partem animae rapit  5
maturior vis, quid moror altera,
 nec carus aeque nec superstes
  integer? ille dies utramque

ducet ruinam. non ego perfidum
dixi sacramentum: ibimus, ibimus,  10
 utcumque praecedes, supremum
  carpere iter comites parati.

me nec Chimaerae spiritus igneae
nec, si resurgat, centimanus Gyges
 divellet umquam: sic potenti    15
  Iustitiae placitumque Parcis.

seu Libra seu me Scorpios aspicit
formidulosus, pars violentior
 natalis horae, seu tyrannus
  Hesperiae Capricornus undae,  20

utcumque nostrum incredibili modo
consentit astrum: te Iovis impio
 tutela Saturno refulges
  eripuit volucrisque Fati

tendavit alas, cum populus frequens 25
laetum theatris ter crepuit sonum:
 me truncus illaspus cerebro
  sustulerat, nisi Faunus ictum

dextra levasset, Mercurialium
custos virorum. reddere victimas  30
 aedemque votivam memento:
  nos humilem ferriemus agnam.


韻律:アルカイオス風ストロペー

  x ― U ― ― || ― UU ― U x
  x ― U ― ― || ― UU ― U x
   x ― U ― ― ― U ― x
    ― UU ― UU ― U ― x


どうしてあなたはその嘆きにより私をおびえさせるのでしょうか.
神々も欲することではなく,私にもそうです,あなたが先に
 世を去ることは,マエケーナース様,わが
  資産の大きな名誉であり,支えである方よ.

ああ,もし,私の魂の一部であるあなたを,
時ならぬ暴力が奪うなら,どうして片割れたる私,
 もはや同じように愛しくも,完全でもない私が
  留まりましょう?その運命の日は,両方の

破滅をもたらすのです.この私は,偽りの
神聖な誓いを語ったことはありません.行きましょう,行きましょう,
 あなたが先立つ時にはいつでも,友として道を
  同行する心構えなのですから.

私を火を吐くキマイラの息も,
百手のギュゲース*1―もし復活したとして―も,
 決して引き離すことはないでしょう.そのように,強き
  「正義」とパルカ女神らに定めされているのです.

あるいは天秤座が,あるいはおぞましい蠍座,
わが生まれついた星へのより大きな
 脅威たる星座が,あるいは,
  ヘスペリアの海の王たる山羊座*2が私を狙おうと,

我々二人の星座は,信じがたいほどに
結ばれているのです.ユッピテルの輝ける御加護は,不敬な
 サートゥルヌスよりあなたを
  奪い出し*3,翼を持つ運命も

羽を遅らせたのでした.それは劇場に集いし人々が
三度歓声をあげた時のこと.
 私はと言えば,頭に樹の幹が倒れかかり,
  命を奪ったところでした,もしファウヌス神*4

メルクリウスゆかりの人々*5の守りたる方が,その打撃を
右手で防いで下さらねば*6.捧ぐべき犠牲と
 願掛けの神殿を捧げるのをお忘れになりませぬよう.
  私はといえば,素朴な子羊を屠りましょう.

*1 百手の巨人(ヘカトンケイル)の一人で,オリュンポスの神々に戦いを挑み,破れてタルタロスに閉じ込められている.
*2 12月に太陽がこの星座に入るため,嵐をもたらすものとされた.
*3 サートゥルヌス(土星)は不吉な星とされた(cf. Nisbet-Hubbard: ad loc.).
*4 イタリアの森の神.ギリシア神話のパーンにあたり,ヘルメースの息子.
*5 通常はメルクリウス(ギ神話のヘルメース)は商業(さらには泥棒)の守護神.Nisbet-Hubbardの見るように,ホラーティウスの父親の仕事の守護神であった,あるいはその星のもとに生まれた者は,文学に関わるとされたことからの関連か.
*6 13歌参照.


【2008/05/29 09:11】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ギリシア語変化表
なかなかギリシア語のπαιδεύωの変化を全て一枚の紙上に書いている教科書などはないので,あえてπαιδεύωの変化表を作ってみました……が,はみ出る部分だらけで,よほど大きいモニターでないと,一目では見られないですね…….しかし表の作り方はだいぶ慣れてきました.


【2008/05/27 21:33】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(4) | 記事修正

TOPへ


第3変化形容詞 現在分詞 amāns, 属 amantis「愛している」
現在分詞は複数属格,中性複数主格・対格は第3変化形容詞の母音幹型(amantium, amantia).
単数奪格では
形容詞的用法では-ī (amantī)が用いられ,
名詞的・副詞的用法(絶対的奪格も含む)では-e (amante)が用いられる.

現在分詞 amāns, 属 amantis「愛している」
単数 複数
主(呼)



    amāns
    amantis
    amantī
男・女 amantem 中 amāns
    amante/ī
主(呼)



男・女 amantēs 中 amantia
    amantium
    amantibus
男・女 amantēs 中 amantia
    amantibus


【2008/05/27 09:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第3変化形容詞(b) vetus, 属 veteris「古い」fortior, fortius「より強い」
第3変化名詞(b) 子音幹型
単数奪格が-eに終わり,中性複数主格・対格が-a,複数属格が-umに終わるもの

(b.1)単数主格が男・女・中性で同じもの(1語尾型)
vetus, 属 veteris「古い」
単数 複数
主(呼)



    vetus
    veteris
    veterī
男・女 veterem 中 vetus
    vetere
主(呼)



男・女 veterēs 中 vetera
    veterum
    veteribus
男・女 veterēs 中 vetera
    veteribus


(b.2)単数主格が男性・女性と中性の二つに分かれるもの(2語尾型)
 殆ど形容詞比較級
fortior, fortius「より強い」
単数 複数
主(呼)



男・女 fortior 中 fortius
    fortiōris
    fortiōrī
男・女 fortiōrem 中 fortius
    fortiōre
主(呼)



男・女 fortiōrēs 中 fortiōra
    fortiōrum
    fortiōribus
男・女 fortiōrēs 中 fortiōra
    fortiōribus


【2008/05/27 08:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第3変化形容詞(a) facilis, -e「容易な」celer, -eris, -e「速い」fēlīx, 属 -īcis「幸福な」
第3変化形容詞(a) 母音幹型   単数奪格が-īに終わり,中性複数主格・対格が-ia,複数属格が-iumに終わる

(a.1)単数主格が男・女性で-is, 中性で-e (2語尾型) facilis, -e「容易な」
単数 複数
主(呼)



男・女 facilis 中 facile
    facilis
    facilī
男・女 facilem 中 facile
    facilī
主(呼)



男・女 facilēs 中 facilia
    facilium
    facilibus
男・女 facilēs 中 facilia
    facilibus


(a.2)単数主格が男・女・中性で異なるもの (3語尾型) celer, -eris, -e「速い」
単数 複数
主(呼)



男 celer 女 celeris 中 celere
      celeris
      celerī
男・女 celerem 中 celere
      celerī
主(呼)



男・女 celerēs 中 celeria
    celerium
    celeribus
男・女 celerēs 中 celeria
    celeribus


(a.3)単数主格が男・女・中性で同じもの (1語尾型) fēlīx, 属 -īcis「幸福な」
単数 複数
主(呼)



    fēlīx
    fēlīcis
    fēlīcī
男・女 fēlīcem 中 fēlīx
    fēlīcī
主(呼)



男・女 fēlīcēs 中 fēlīcia
    fēlīcium
    fēlīcibus
男・女 fēlīcēs 中 fēlīcia
    fēlīcibus


【2008/05/27 07:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第1・第2変化形容詞 男性単数主格が-erに終わるもの līber, -era, -erum「自由な」 / sacer, sacra, sacrum「聖なる」
(a) 主格の-erの-eを保つもの līber, -era, -erum「自由な」
単数複数
男性女性中性男性女性中性
主(呼)



līber
līberī
līberō
līberum
līberō
lībera
līberae
līberae
līberam
līberā
līberum
līberī
līberō
līberum
līberō
主(呼)



līberī
līberōrum
līberīs
līberōs
līberīs
līberae
līberārum
līberīs
līberās
līberīs
lībera
līberōrum
līberīs
lībera
līberīs

例 asper, aspera, asperum 荒々しい
  tener, tenera, tenerum 柔弱な
  miser, misera, miserum 哀れな,惨めな

(a) 主格の-erの-eを保たないもの sacer, sacra, sacrum「聖なる」
単数複数
男性女性中性男性女性中性
主(呼)



sacer
sacrī
sacrō
sacrum
sacrō
sacra
sacrae
sacrae
sacram
sacrā
sacrum
sacrī
sacrō
sacrum
sacrō
主(呼)



sacrī
sacrōrum
sacrīs
sacrōs
sacrīs
sacrae
sacrārum
sacrīs
sacrās
sacrīs
sacra
sacrōrum
sacrīs
sacra
sacrīs

例 pulcher, pulchra, pulchrum 美しい
  integer, integra, integrum 完全な
  sinister, sinistra, sinistrum 左の
  注意:dexter「右の」はdextera/dextra, dexterum/dextrumの両方が可能


【2008/05/27 07:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第1・第2変化の形容詞 bonus, -a, -um「良い」
単数複数
男性女性中性男性女性中性
主(呼)



bonus (呼 bone)
bonī
bonō
bonum
bonō
bona
bonae
bonae
bonam
bonā
bonum
bonī
bonō
bonum
bonō
主(呼)



bonī
bonōrum
bonīs
bonōs
bonīs
bonae
bonārum
bonīs
bonās
bonīs
bona
bonōrum
bonīs
bona
bonīs


【2008/05/27 06:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ホラーティウス『歌集』2巻16歌21-40(完結)

scandit aeratas vitiosa navis
Cura nec turmas equitum relinquit,
ocior cervis et agente nimbos
 ocior Euro.

laetus in praesens animus, quod ultra est, 25
oderit curare et amara lento
temperet risu; nihil est ab omni
 parte beatum.

abstulit clarum cita mors Achillem,
longa Tithonum minuit senectus,     30
et mihi forsan, tibi quod negarit,
 porriget hora.

te greges centum Siculaeque circum
mugiunt vaccae, tibi tollit hinnitum
apta quadrigis equa, te bis Afro      35
 murice tinctae

vestiunt lanae: mihi parva rura et
spiritum Graiae tenuem Camenae
Parca non mendax dedit et malignum
 spernere vulgus.            40

悪辣な心労は銅板打ち付けし船おも
のぼり,騎兵の隊も捨て置きはせぬ.
それは鹿よりも速く,雨雲はらう
 東風よりも速い.

心は今あるものを喜び,先にあるものを
気にするのは憎ましめよ,そしてゆったりとした
笑いもて,つらき事を和らげさせよ.如何なることも,
 あらゆる面で恵まれているということはない.

速き死は高名なアキッレウスを奪い,
長き老年はティートーノス*5を干涸びさせ,
またひょっとすると,君に拒んでいたものを,
 時は私に差し出すかもしれぬ.

君の周りには100の群れとシチリアの
雌牛が唸り,君のために馬車につながれた
雌馬が嘶きをあげ,君を二度染めのアフリカの
 紫の羊毛の

衣が包む.私には小さな畑と
ギリシアのカメーナ女神ら*6の小さな息吹とを,
偽りなきパルカは与え,そして悪意ある大衆を
 蔑むことをお許しになった.


*5 曙の女神エーオースに愛され,永遠の生命を授かったが,若さを願うのを忘れたため,老いさらばえて干涸び,最後は声のみとなった.
*6 水のニンフで,ギリシアのムーサらと同一視されている.


【2008/05/27 05:55】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第5変化(ē語幹) diēs, -ēī m.「日」f.「期限(単数のみ)」 rēs, reī f.「物」 
単数複数単数複数
主(呼)



diēs
diēī
diēī
diem
diē
diēs
diērum
diēbus
diēs
diēbus
主(呼)



rēs
reī
reī
rem
rēs
rērum
rēbus
rēs
rēbus

単数属格・与格では,子音の後に限り語幹のēは短くなる(rēs, reī; diēs, diēī).

【2008/05/27 05:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第4変化名詞 u語幹 currus, ūs m.「車」 cornū, ūs n.「角(つの)」 domus, ūs f.「家」(第2変化と混合)
単数複数単数複数単数複数
主(呼)



currus
currūs
curruī
currum
currū
currūs
curruum
curribus
currūs
curribus
主(呼)



cornū
cornūs
cornū
cornū
cornū
cornua
cornuum
cornibus
cornua
cornibus
主(呼)



domus
domūs
domuī
domum
domō
domūs
domōrum (domuum)
domibus
domōs (domūs)
domibus


【2008/05/27 04:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第3変化名詞 子音幹名詞 lēx, lēgis f. i幹名詞 turris, -is f.「塔」mare, -is n.「海」 混合i幹名詞 cīvis, -is m./f.「市民」
単数複数単数複数単数複数単数複数
主(呼)



lēx
lēgis
lēgī
lēgem
lēge
lēgēs
lēgum
lēgibus
lēgēs
lēgibus
主(呼)



turris f.
turris
turrī
turrim
turrī
turrēs
turrium
turribus
turrīs (-ēs)
turribus
主(呼)



mare n.
maris
marī
mare
marī
maria
marium
maribus
maria
maribus
主(呼)



cīvis
cīvis
cīvī
cīvem
cīve
cīvēs
cīvium
cīvibus
cīvēs (-īs)
cīvibus

子音幹名詞は単数対格が-emに終わり(lēgem),単数奪格は-eに終わる(lēge).複数属格は-umに終わり(lēgum),複数対格は-ēsに終わる(lēges).

i幹名詞は単数対格が-imで終わり(turrim; がemも後期には可能: turrem),単数奪格は-īに終わる(turrī).複数属格は-iumに終わり(turrium),複数対格は-īsに終わる(turrīs; がēsも可能: turrēs).

混合i幹名詞は本来はi幹.しかし子音幹名詞に影響され,複属-ium (cīvium)を除いて,単数対格は-emとなる(cīvem).単数奪格は-e (cīve)で,言い回しにのみ-īが残る.対格は-ēsが普通だが-īsも残る(cīvēs, cīvīs).


【2008/05/27 03:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第2変化名詞(ō語幹) er(ir)に終わるもの puer, puerī m.「子供」vir, virī n.「男」liber, librī「本」
単数複数単数複数単数複数
主(呼)



puer
puerī
puerō
puerum
puerō
puerī
puerōrum
puerīs
puerōs
puerīs
主(呼)



vir
virī
virō
virum
virō
virī
virōrum
virīs
virōs
virīs
主(呼)



liber
librī
librō
librum
librō
librī
librōrum
librīs
librōs
librīs

-erに終わる男性の第2変化名詞のうち,gener (属 generī)「義理の息子」, socer (socerī)「義父」,puer (puerī)「少年」,vesper (vesperī)「夕べ」は,単数主格語尾のeを他の形でも失わない(virもこれにならう).他はこのeを失う(ager, agrī m.「畑」)


【2008/05/27 02:30】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第2変化名詞(ō語幹) dominus, ī m.「主人」dōnum, ī n.「贈り物」
単数複数単数複数
主(呼)



dominus (domine)
dominī
dominō
dominum
dominō
dominī
dominōrum
dominīs
dominōs
dominīs
主(呼)



dōnum
dōnī
dōnō
dōnum
dōnō
dōna
dōnōrum
dōnīs
dōna
dōnīs


【2008/05/27 02:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


第1変化名詞(ā語幹) puella, -ae f.「少女」
単数複数
主(呼)



puella
puellae
puellae
puellam
puellā
puellae
puellārum
puellīs
puellās
puellīs


【2008/05/27 01:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ラテン語名詞変化表(空欄)
単数複数
主(呼)



()









【2008/05/27 00:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


不規則動詞 sum「いる,ある,である」
直説法接続法命令法不定詞・分詞

 
 
sum
es
est
sumus
estis
sunt
sim
sīs
sit
sīmus
sītis
sint
-
es
-
-
este
-
不定詞: esse
現在(能動)分詞は合成語のみ:
absēns, absentis
praesēns, praesentis




eram
erās
erat
erāmus
erātis
erant
essem (forem)
essēs (forēs)
esset (foret)
essēmus
essētis
essent (forent)

 
 
erō
eris
erit
erimus
eritis
erunt
-
estō
estō
-
estōte
suntō
能動不定詞:
futūrum/am/um esse; fore
未来(能動)分詞:
futūrus/a/um



fuī
fuistī
fuit
fuimus
fuistis
fuērunt
fuerim
fuerīs
fuerit
fuerīmus
fuerītis
fuerint
能動不定詞: fuisse



fueram
fuerās
fuerat
fuerāmus
fuerātis
fuerant
fuissem
fuissēs
fuisset
fuissēmus
fuissētis
fuissent



fuerō
fueris
fuerit
fuerimus
fueritis
fuerint


【2008/05/26 06:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


変化表 第3b変化動詞 capiō「捕らえる」
直説法接続法命令法不定詞・分詞
能動受動能動受動能動受動

 
 
capiō
capis
capit
capimus
capitis
capiunt
capior
caperis
capitur
capimur
capiminī
capiuntur
capiam
capiās
capiat
capiāmus
capiātis
capiant
capiar
capiāris
capiātur
capiāmur
capiāminī
capiantur
-
cape
-
-
capite
-
-
capere
-
-
capiminī
-
能動不定詞: capere
受動不定詞: capī
現在(能動)分詞:
 capiēns, capientis




capiēbam
capiēbās
capiēbat
capiēbāmus
capiēbātis
capiēbant
capiēbar
capiēbāris
capiēbātur
capiēbāmur
capiēbāminī
capiēbantur
caperem
caperēs
caperet
caperēmus
caperētis
caperent
caperer
caperēris
caperētur
caperēmur
caperēminī
caperentur

 
 
capiam
capiēs
capiet
capiēmus
capiētis
capient
capiar
capiēris
capiētur
capiēmur
capiēminī
capientur
-
capitō
capitō
-
capitōte
capiuntō
-
(capitor)
capitor
-
-
capiuntor
能動不定詞:
 captūrum/am/um esse
受動不定詞:
 captum īrī (supinum!)
未来(能動)分詞:
 captūrus/a/um



cēpī
cēpistī
cēpit
cēpimus
cēpistis
cēpērunt
captus/ sum
 a/   es
 um   est
captī/ sumus
 ae/  estis
 a   sunt
cēperim
cēperīs
cēperit
cēperīmus
cēperītis
cēperint
captus/ sim
 a/   sīs
 um   sit
captī/ sīmus
 ae/  sītis
 a   sint
能動不定詞: cēpisse
受動不定詞:
 captum/am/um esse
完了(受動)分詞:
 captus/a/um



cēperam
cēperās
cēperat
cēperāmus
cēperātis
cēperant
captus/ eram
 a/   erās
 um   erat
captī/ erāmus
 ae/  erātis
 a   erant
cēpissem
cēpissēs
cēpisset
cēpissēmus
cēpissētis
cēpissent
captus/ essem
 a/   essēs
 um   esset
captī/ essēmus
 ae/  essētis
 a   essent



cēperō
cēperis
cēperit
cēperimus
cēperitis
cēperint
captus/ erō
 a/   eris
 um   erit
captī/ erimus
 ae/  eritis
 a   erunt
動名詞: capiendī/ō/um/ō
動形容詞: capiendus/a/um


【2008/05/26 05:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


変化表 第4変化動詞 audiō「聞く」
直説法接続法命令法不定詞・分詞
能動受動能動受動能動受動

 
 
audiō
audīs
audit
audīmus
audītis
audiunt
audior
audīris
audītur
audīmur
audīminī
audiuntur
audiam
audiās
audiat
audiāmus
audiātis
audiant
audiar
audiāris
audiātur
audiāmur
audiāminī
audiantur
-
audī
-
-
audīte
-
-
audīre
-
-
audīminī
-
能動不定詞: agere
受動不定詞: agī
現在(能動)分詞:
 agēns, agentis




audiēbam
audiēbās
audiēbat
audiēbāmus
audiēbātis
audiēbant
audiēbar
audiēbāris
audiēbātur
audiēbāmur
audiēbāminī
audiēbantur
audīrem
audīrēs
audīret
audīrēmus
audīrētis
audīrent
audīrer
audīrēris
audīrētur
audīrēmur
audīrēminī
audīrentur

 
 
audiam
audiēs
audiet
audiēmus
audiētis
audient
audiar
audiēris
audiētur
audiēmur
audiēminī
audientur
-
audītō
audītō
-
audītōte
audiuntō
-
(audītor)
audītor
-
-
audiuntor
能動不定詞:
 audītūrum/am/um esse
受動不定詞:
 audītum īrī (supinum!)
未来(能動)分詞:
 audītūrus/a/um



audīvī
audīvistī
audīvit
audīvimus
audīvistīs
audīvērunt
audītus/ sum
 a/   es
 um   est
audītī/ sumus
 ae/  estis
 a   sunt
audīverim
audīverīs
audīverit
audīverīmus
audīverītis
audīverint
audītus/ sim
 a/   sīs
 um   sit
audītī/ sīmus
 ae/  sītis
 a   sint
能動不定詞: audīvisse
受動不定詞:
 audītum/am/um esse
完了(受動)分詞:
 audītus/a/um



audīveram
audīverās
audīverat
audīverāmus
audīverātis
audīverant
audītus/ eram
 a/   erās
 um   erat
audītī/ erāmus
 ae/  erātis
 a   erant
audīvissem
audīvissēs
audīvisset
audīvissēmus
audīvissētis
audīvissent
audītus/ essem
 a/   essēs
 um   esset
audītī/ essēmus
 ae/  essētis
 a   essent



audīverō
audīveris
audīverit
audīverimus
audīveritis
audīverint
audītus/ erō
 a/   eris
 um   erit
audītī/ erimus
 ae/  eritis
 a   erunt
動名詞: audiendī/ō/um/ō
動形容詞: audiendus/a/um


【2008/05/26 04:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


変化表 第3変化動詞 agō「追い立てる,行う」
直説法接続法命令法不定詞・分詞
能動受動能動受動能動受動

 
 
agō
agis
agit
agimus
agitis
agunt
agor
ageris
agitur
agimur
agiminī
aguntur
agam
agās
agat
agāmus
agātis
agant
agar
agāris
agātur
agāmur
agāminī
agantur
-
age
-
-
agite
-
-
agere
-
-
agiminī
-
能動不定詞: agere
受動不定詞: agī
現在(能動)分詞:
 agēns, agentis




agēbam
agēbās
agēbat
agēbāmus
agēbātis
agēbant
agēbar
agēbāris
agēbātur
agēbāmur
agēbāminī
agēbantur
agerem
agerēs
ageret
agerēmus
agerētis
agerent
agerer
agerēris
agerētur
agerēmur
agerēminī
agerentur

 
 
agam
agēs
aget
agēmus
agētis
agent
agar
agēris
agētur
agēmur
agēminī
agentur
-
agitō
agitō
-
agitōte
aguntō
-
(agitor)
agitor
-
-
aguntor
能動不定詞:
 āctūrum/am/um esse
受動不定詞:
 āctum īrī (supinum!)
未来(能動)分詞:
 āctūrus/a/um



ēgī
ēgistī
ēgit
ēgimus
ēgistīs
ēgērunt
āctus/ sum
 a/   es
 um   est
āctī/ sumus
 ae/  estis
 a   sunt
ēgerim
ēgerīs
ēgerit
ēgerīmus
ēgerītis
ēgerint
āctus/ sim
 a/   sīs
 um   sit
āctī/ sīmus
 ae/  sītis
 a   sint
能動不定詞: ēgisse
受動不定詞:
 āctum/am/um esse
完了(受動)分詞:
 āctus/a/um



ēgeram
ēgerās
ēgerat
ēgerāmus
ēgerātis
ēgerant
āctus/ eram
 a/   erās
 um   erat
āctī/ erāmus
 ae/  erātis
 a   erant
ēgissem
ēgissēs
ēgisset
ēgissēmus
ēgissētis
ēgissent
āctus/ essem
 a/   essēs
 um   esset
āctī/ essēmus
 ae/  essētis
 a   essent



ēgerō
ēgeris
ēgerit
ēgerimus
ēgeritis
ēgerint
āctus/ erō
 a/   eris
 um   erit
āctī/ erimus
 ae/  eritis
 a   erunt
動名詞: agendī/ō/um/ō
動形容詞: agendus/a/um


【2008/05/26 03:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


変化表 第2変化動詞 moneō「忠告する」
直説法接続法命令法不定詞・分詞
能動受動能動受動能動受動

 
 
moneō
monēs
monet
monēmus
monētis
monent
moneor
monēris (-re)
monētur
monēmur
monēminī
monentur
moneam
moneās
moneat
moneāmus
moneātis
moneant
monear
moneāris (-re)
moneātur
moneāmur
moneāminī
moneantur
-
monē
-
-
monēte
-
-
(monēre)
-
-
(monēminī)
-
能動不定詞: monēre
受動不定詞: monērī
現在(能動)分詞:
 monēns, monentis




monēbam
monēbās
monēbat
monēbāmus
monēbātis
monēbant
monēbar
monēbāris (-re)
monēbātur
monēbāmur
monēbāminī
monēbantur
monērem
monērēs
monēret
monērēmus
monērētis
monērent
monērer
monērēris (-re)
monērētur
monērēmur
monērēminī
monērentur

 
 
monēbō
monēbis
monēbit
monēbimus
monēbitis
monēbunt
monēbor
monēberis (-re)
monēbitur
monēbimur
monēbiminī
monēbuntur
-
monētō
monētō
-
monētōte
monentō
-
(monētor)
monētor
-
-
monentor
能動不定詞:
 monitūrum/am/um esse
受動不定詞:
 monitum īrī (supinum!)
能動分詞:
 monitūrus/a/um



monuī
monuistī
monuit
monuimus
monuistis
monuērunt (ēre)
monitus/ sum
 a/   es
 um   est
monitī/ sumus
 ae/  estis
 a   sunt
monuerim
monuerīs
monuerit
monuerīmus
monuerītis
monuerint
monitus/ sim
 a/   sīs
 um   sit
monitī/ sīmus
 ae/  sītis
 a   sint
能動不定詞: monuisse
受動不定詞:
 monitum/am/um esse
完了(受動)分詞:
 monitus/a/um



monueram
monuerās
monuerat
monuerāmus
monuerātis
monuerant
monitus/ eram
 a/   erās
 um   erat
monitī/ erāmus
 ae/  erātis
 a   erant
monuissem
monuissēs
monuisset
monuissēmus
monuissētis
monuissent
monitus/ essem
 a/   essēs
 um   esset
monitī/ essēmus
 ae/  essētis
 a   essent



monuerō
monueris
monuerit
monuerimus
monueritis
monuerint
monitus/ erō
 a/   eris
 um   erit
monitī/ erimus
 ae/  eritis
 a   erunt
動名詞: monendī/ō/um/ō
動形容詞: monendus/a/um


【2008/05/26 02:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


変化表 第1変化動詞 amō「愛する」
直説法接続法命令法不定詞・分詞
能動受動能動受動能動受動

 
 
amō
amās
amat
amāmus
amātis
amant
amor
amāris (-re)
amātur
amāmur
amāminī
amantur
amem
amēs
amet
amēmus
amētis
ament
amer
amēris (-re)
amētur
amēmur
amēminī
amentur
-
amā
-
-
amāte
-
-
amāre
-
-
amāminī
-
能動不定詞: amāre
受動不定詞: amārī
現在(能動)分詞:
 amāns, amantis




amābam
amābās
amābat
amābāmus
amābātis
amābant
amābar
amābāris (-re)
amābātur
amābāmur
amābāminī
amābantur
amārem
amārēs
amāret
amārēmus
amārētis
amārent
amārer
amārēris (-re)
amārētur
amārēmur
amārēminī
amārentur

 
 
amābō
amābis
amābit
amābimus
amābitis
amābunt
amābor
amāberis (-re)
amābitur
amābimur
amābiminī
amābuntur
-
amātō
amātō
-
amātōte
amantō
-
(amātor)
amātor
-
-
amantor
能動不定詞:
 amātūrum/am/um esse
受動不定詞:
 amātum īrī (supinum!)
未来(能動)分詞:
 amātūrus/a/um



amāvī
amāvistī
amāvit
amāvimus
amāvistis
amāvērunt (-ēre)
amātus/ sum
 a/   es
 um   est
amātī/ sumus
 ae/  estis
 a   sunt
amāverim
amāverīs
amāverit
amāverīmus
amāverītis
amāverint
amātus/ sim
 a/   sīs
 um   sit
amātī/ sīmus
 ae/  sītis
 a   sint
能動不定詞: amāvisse
受動不定詞:
 amātum/am/um esse
完了(受動)分詞:
 amātus/a/um



amāveram
amāverās
amāverat
amāverāmus
amāverātis
amāverant
amātus/ eram
 a/   erās
 um   erat
amātī/ erāmus
 ae/  erātis
 a   erant
amāvissem
amāvissēs
amāvisset
amāvissēmus
amāvissētis
amāvissent
amātus/ essem
 a/   essēs
 um   esset
amātī/ essēmus
 ae/  essētis
 a   essent



amāverō
amāveris
amāverit
amāverimus
amāveritis
amāverint
amātus/ erō
 a/   eris
 um   erit
amātī/ erimus
 ae/  eritis
 a   erunt
動名詞: amandī/ō/um/ō
動形容詞: amandus/a/um


【2008/05/26 01:00】 文法資料 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ


ホラーティウス『歌集』2巻16歌1-20

Otium divos rogat in patenti
prensus Aegaeo, simul atra nubes
condidit lunam neque certa fulgent
 sidera nautis;

otium bello furiosa Thrace,    5
otium Medi pharetra decori,
Grosphe, non gemmis neque purpura ve-
 nale nec auro.

non enim gazae neque consularis
summovet lictor miseros tumultus 10
mentis et curas laqueata circum
 tecta volantis.

vivitur parvo bene, cui paternum
splendet in mensa tenui salinum
nec levis somnos timor aut cupido 15
 sordidus aufert.

quid brevi fortes iaculamur aevo
multa? quid terras alio calentis
sole mutamus? patriae quis exul
 se quoque fugit?        20


韻律:サッポー風ストロペー

  ― U ― ― ― || UU ― U ― x
  ― U ― ― ― || UU ― U ― x
  ― U ― ― ― || UU ― U ― x
    ― UU ― x


黒雲が月を隠し,確かな星々も
船人らに輝かなくなるや否や,
開いたエーゲ海に捕らわれし者は
 平穏を神々に乞う.

戦に猛るトラキアも平穏を,
矢筒に身を飾るメーディー族*1も平穏を乞う,
グロスポス*2よ,宝石にても,紫衣にても,
 黄金にても買えぬそれを.

なぜなら,財宝も,執政官の
刑吏も取り除きはせぬのだ,惨めな心中の
混乱と格子天井*3の周りを
 飛ぶ「心労」は.

僅かなものにて立派に生きられるのだ,父祖の
塩壷が小さな食卓に輝き*4
恐れや汚い欲望がささやかな眠りを
 奪うことがない者は.

なぜ短い人生にて,強引に我々は多くの物を
狩るのか?なぜ他所の太陽に照らされる大地に
場所を移すのか?祖国を逃れた者の
 誰が,自分をもまた逃げ得ただろうか.

*1 パルティア人.
*2 ポンペイユス・グロスポス(Pompeius Grosphos).シチリアに住んでいた裕福な騎士.『書簡集』1.12.22を参照.
*3 贅沢な作りとされた.
*4 塩は質素な調味料を意味する.宗教的重要性から,その壷は銀で作られる(Nisbet-Hubbard: ad loc.).


【2008/05/25 19:38】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

TOPへ




PROFILE

  • Author:メレアグロス
  • 気が向いた時にラテン語を訳したりしています.
    ヘレニズムのギリシア語もたまに訳しています.

    問い合わせ先(メールフォーム)
  • RSS1.0
  • CM, TB, ARCHIVE

    COMMENT
  • メレアグロス [06/06 15:20] 
  • outis [06/05 21:42] 
  • メレアグロス [06/05 10:37] 
  • outis [06/01 22:33] 
  • メレアグロス [05/28 18:31] 
  • outis [05/26 23:35] 
  • Succarum [09/24 20:12] 
  • メレアグロス [09/24 00:15] 
  • Succarum [09/23 16:32] 
  • メレアグロス [11/06 01:49] 
    TRACKBACK
  • えいじゅなすの本棚 - 英語, 医学, 投資の専門書レビューブログ:Wheelock's Latin(05/26)

  • ARCHIVE
  • 2016年07月 (1)
  • 2016年05月 (1)
  • 2016年01月 (1)
  • 2015年08月 (1)
  • 2015年07月 (1)
  • 2015年06月 (1)
  • 2015年05月 (2)
  • 2015年04月 (1)
  • 2015年03月 (4)
  • 2015年02月 (1)
  • 2015年01月 (1)
  • 2014年12月 (4)
  • 2014年11月 (24)
  • 2014年10月 (6)
  • 2014年08月 (1)
  • 2014年07月 (3)
  • 2014年06月 (10)
  • 2014年04月 (3)
  • 2014年03月 (3)
  • 2014年02月 (1)
  • 2014年01月 (2)
  • 2013年12月 (3)
  • 2013年11月 (4)
  • 2013年10月 (25)
  • 2013年09月 (1)
  • 2013年08月 (5)
  • 2013年07月 (6)
  • 2013年06月 (1)
  • 2013年05月 (2)
  • 2013年04月 (1)
  • 2013年03月 (1)
  • 2013年02月 (2)
  • 2013年01月 (2)
  • 2012年12月 (1)
  • 2012年10月 (6)
  • 2012年09月 (27)
  • 2012年08月 (32)
  • 2012年07月 (47)
  • 2012年06月 (50)
  • 2012年05月 (3)
  • 2009年10月 (1)
  • 2009年09月 (2)
  • 2009年08月 (12)
  • 2009年07月 (7)
  • 2009年06月 (14)
  • 2009年05月 (2)
  • 2009年03月 (40)
  • 2009年02月 (14)
  • 2009年01月 (75)
  • 2008年12月 (26)
  • 2008年11月 (22)
  • 2008年10月 (60)
  • 2008年09月 (95)
  • 2008年08月 (68)
  • 2008年07月 (42)
  • 2008年06月 (54)
  • 2008年05月 (49)
  • 2008年04月 (49)
  • 2008年03月 (35)
  • 2008年02月 (9)
  • 2008年01月 (27)
  • 2007年12月 (40)
  • 2007年11月 (35)
  • 2007年10月 (26)
  • 2007年09月 (43)
  • 2007年08月 (10)
  • 2007年05月 (33)
  • 2007年04月 (8)
  • 2007年03月 (61)
  • 2007年02月 (51)
  • 2007年01月 (75)
  • 2006年12月 (68)
  • 2006年11月 (23)
  • 2006年10月 (56)
  • 2006年07月 (1)
  • 2006年06月 (7)
  • 2006年05月 (125)
  • 2006年04月 (77)
  • 2006年02月 (34)
  • 2006年01月 (69)
  • 2005年12月 (54)
  • 2005年11月 (50)
  • 2005年10月 (7)
  • 2005年09月 (106)
  • 2005年08月 (38)
  • 2005年07月 (4)
  • 上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。