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ホラーティウス『歌集』第1巻第34歌

Parcus deorum cultor et infrequens,
insanientis dum sapientiae
 consultus erro, nunc retorsum
  vela dare atque iterare cursus

cogor relectos. namque Diespitar  5
igni corusco nubila dividens
 plerumque, per purum tonantis
  egit equos volucremque currum,

quo bruta tellus et vaga flumina,
quo Styx et invisi horrida Taenari  10
 sedes Atlanteusque finis
  concutitur. valet ima summis

mutare et insignem attenuat deus,
obscura promens. hinc apicem rapax
 Fortuna cum stridore acuto    15
  sustulit, hic posuisse gaudet.

私は神々の崇拝に金をかけず,熱心でもない信者であった,
狂おしい学問の
 専門家として,過ちをおかしている間は.今や,私は帆を
  逆向きにして,後にした道を

行くことを余儀なくされている.というのも,ユッピテルは(5)
常々ぎらぎらする火でもって雲を引き裂き,
 雲一つない空を通って嘶き上げる
  馬と空飛ぶ車を馳せる,

それによって,重い大地も曲がりくねる河も,
それによって,三途の川も,厭わしいタエナルスの(10)
 おぞましい場所*1も,アトランテウス*2の辺土も
  うち揺さぶられるのだ.かの神は底辺のものを至高と

交代せしめ,強気をくじき,
卑しきを出世せしめる.貪欲な
 運命女神は,甲高い叫びを放って一方から冠を奪い,(15)
  一方に置くのを喜ぶのだ.


*1 タエナルスはラコニアの南端で,冥界の入り口と言われる洞穴があった.この「おぞましい場所」は冥界.
*2 今の大西洋ではなく,地中海の西端で,海の境界があるとされた部分.

韻律:Alcaicum
U ―U― ― | ―UU―U U
U ―U― ― | ―UU―U U
  U ―U― ― ―U― U
  ―UU―UU―U― U

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【2007/01/31 20:18】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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10年間……


http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20051021et13.htm

 なんと10年間も「あるある」ってやっているのですね.もし捏造が常体化していたら,これはこれでギネスブックものかもしれないなあ,とふと思ってしまいました.いや,危なげなのはもう一つぐらい長寿番組であったっけ…….
 しかし可哀想なのは,安賃金で重労働を強いられて,視聴率のために捏造を余儀なくされていた現場でしょうね.こんなに人気番組だったにもかかわらず,年収300万円程度で,徹夜続きで番組を作らされていたそうで.多分,上層部は数千万円単位の年収の数割カットぐらいで,責任を取ったとみなされ,職を追われることもなく,いずれは元の鞘に収まるのでしょうが,現場スタッフは今後どういうことになるのでしょう.もう捏造をしなくても済むという点では,気が楽になったかもしれないですけどね.マスコミも仲間の一員として,救いの手を差し出すべきだとおもうのですが.


【2007/01/31 00:45】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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プラトーン『エウテュプローン』4b-c
77SW.7 1Estin de_ dh_ tw~n oi0keiw~n tiv o9 teqnew_v u9po_ tou= sou= patro/v; h2 dh=la dh/; ou0 ga_r a1n pou u9pe/r ge a0llotri/ou e0pech/|eisqa*1 fo/nou au0tw~~|. ソ.そうして,誰か家人の者なのかね,君の父親に殺された人は.それとも,そりゃわかりきったことかね.だって,思うに,少なくとも他の人の殺人のために,君が父親に訴追するはずはないから.
77EUQ.77Geloi~on, w} Sw/kratev, o3ti oi1ei ti diafe/rein ei1te a0llo/triov ei1te oi0kei~ov o9 teqnew/v, a0ll 0 ou0 tou~to mo/non dei~n fula/ttein, ei1te e0n di/kh| e1kteinen o9 ktei/nav ei1te mh/, kai_, ei0 me_n e0n di/kh|, e0a~n, ei0 de_ mh/, e0pecie/nai, e0a/nper o9 ktei/nav sune/stio/v soi kai_ o9motra/pezov h=|: i1son ga_r to_ mi/asma gi/gnetai, e0a_n sunh=|v tw~| toiou/tw| suneidw_v kai_ mh_ a0fosioi~v seauto/n te kai_ e0kei~non th=| di/kh=| e0peciw/n. エウ.おかしなことですね,ソークラテース,あなたが,殺されたのが他人なのか,家人なのかで,何か違いがあると思っていて,殺した人が,法に適った形で殺したのかそうでないのかだけを注意すべきだ,と思っておらず,そして,もし法に適った形でなら,許し,そうでないなら,たとえ殺した人があなたと竃を共にし,そして食卓を共にするものであろうと,訴追すべきであると思わないというのは.なぜなら,知っていながらこのような者と共にいて,そして,自分とその者とを,法律的に訴追することで清めないのなら,同じ穢れが生じるのですから.


*1 Burnetはe0pech|~sqa,Baillyはe0pech|~eisqaを印刷していますが,おそらくどちらも間違い.この動詞はe0pe/ceimiで,ei}miの合成動詞.Burnetの-h|~sqaは,下書きのイオタがなければei0mi/の未完了過去2.sg.h}~sqaで,ei}miのそれはh|/eisqa.Baillyのe0pech|~eisqaはアクセントが間違い(曲アクセントはultimaかpaenultimaにしかこない).Gravesが正しいと思われる形を使っています.Baillyのはアクセントから絶対に存在しない形ですが,Burnetが間違えたまま1世紀近くも標準テクストだったとはちょっと考えられないですね.ひょっとして,稀にはこういう形でもあったのでしょうか.新版のOCTで,ここがどうなっているのか,誰か確認していただけるとありがたいです.


【2007/01/30 23:09】 Plato Euthyphro | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) | 記事修正

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久しぶりのホラーティウス

ホラーティウスの『歌集』1の5も,朗読していただけるとわかると思いますが,本当に美しい詩です.女性の知り合いに彼氏ができたら,この詩を贈ってあげましょう(笑).いや,僕は正直,ホラーティウスが,似たような状況下で作った詩なんじゃないかと,実は信じています(証拠はないです,相変わらず).


【2007/01/30 02:45】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ホラーティウス『歌集』第1巻第5歌

Quis multa gracilis te puer in rosa
perfusus liquidis urget odoribus
 grato, Pyrrha, sub antro?
  cui flavam religas comam,

simplex munditiis? heu quotiens fidem 5
mutatosque deos flebit et aspera
 nigris aequora ventis
  emirabitur insolens,

qui nunc te fruitur credulus aurea,
qui semper vacuam, semper amabilem 10
 sperat, nescius aurae
  fallacis! miseri, quibus

intemptata nites. me tabula sacer
votiva paries indicat uvida
 suspendisse potenti         15
  vestimenta maris deo.

誰だ,そのほっそりした少年は?沢山の薔薇の中,
香水をたっぷりとつけて,
 心地よい洞穴で,お前に,ピュッラよ,迫っているのは?
  誰のために,お前は金髪を紐で縛っているのか,

清楚な装いをして?ああ,なんど忠誠と(5)
気の変わった神々を,彼は嘆くだろうか,そして,
 暗天の風で荒れた海に
  初心な彼は驚くのだろうか?

彼は愚かにも信じこんで,今は素晴らしいお前を楽しみ,
常に二つ心ない,常に愛すべき女であることを(10)
 望んでいる,順風が人を欺くのも
  知らずに!あわれなるかな,

お前を知らずに魅了される奴らは.僕はといえば,神殿の壁が
捧げものの絵馬によって,濡れた
 着物を海しろしめす神に(15)
  捧げた事を示しているのだが.


韻律:Asclepiadeum tertium
― ― ―UU― || ―UU―U U
― ― ―UU― || ―UU―U U
 ― ― ―UU― U
  ― ― ―UU―U U


【2007/01/30 02:01】 Horatius Carmina | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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健康志向の果て

こんな特集をやっていますが……

  〈裏切りの演出:上〉「あるある」事件、健康志向の果て
  http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200701280118.html

しかし,こういった視聴者や読者を惑わすような健康情報を垂れ流しているのは,テレビ番組だけでなく,新聞などを含めたマスコミの大半だということをわかっているのでしょうか.オカルト的健康法を扱った本の公告が毎日のように載っている新聞には,批判の資格はないと思います.まずは,自分の所で出している広告類の是非をつぶさに点検してほしいですね.例えばこのようなものも……

  http://doraku.asahi.com/karada/health/070118_04.html


【2007/01/29 00:14】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ティブッルス第1巻第6歌69-86行(完結)

et mihi sint durae leges, laudare nec ullam
 possim ego, quin oculos appetat illa meos;   70
et si quid peccasse putet, ducarque capillis
 immerito pronas proripiarque vias.
non ego te pulsare velim, sed, venerit iste
 si furor, optarim non habuisse manus.
nec saevo sis casta metu, sed mente fideli:    75
 mutuus absenti te mihi servet amor.
at qua fida fuit nulli, post victa senecta
 ducit inops tremula stamina torta manu
firmaque conductis adnectit licia telis
 tractaque de niveo vellere ducta putat.     80
hanc animo gaudente vident iuvenumque catervae
 commemorant merito tot mala ferre senem:
hanc Venus ex alto flentem sublimis Olympo
 spectat et infidis quam sit acerba monet.
haec aliis maledicta cadant: nos, Delia, amoris   85
 exemplum cana simus uterque coma.

72 pronus Francken : pronas codd.

そして,僕には厳しい決まりがあればいい,そして,彼女が僕の目を襲うことなしに,
 他の女性を讃えることが僕にはできないようになればよい.(70)
そして,もし僕が何か過ちをしたと彼女が思ったら,髪の毛で僕は引っ張られて,
 濡れ衣でも道をよろめきながら引きずられるように.
僕の方は,君に手をあげることは望むまい,もしあの怒りが
 訪れたなら,手を持っていなかったら,と望むだろう.
君がひどい恐怖心から純潔であるのではなく,忠実な心からそうあって欲しい.(75)
 互いへの愛が,僕が離れていても,君を守るだろう.
だが,いかなる男にも忠実でなかった女性は,老年に組み伏されれば
 財もなく,震える手で撚った糸を紡ぎ,
新しい糸の端を借りた機織り機に繋ぎ,
 白い羊から取られた羊毛を洗うのだ.(80)
この女を,うれしい気持で若者の集団は見,
 老いてこれほどの不幸にあっているのは自業自得だと言うのだ.
この女が泣いているのを,ウェヌスは遥かオリュンポスの高みから
 眺め,そして不実な者には,どんなひどい目に遭うのかを警告している.
この悪口は他の者に向かわんことを.僕らは,デーリアよ,(85)
 白髪の時には二人とも愛の手本となろうではないか.


【2007/01/28 23:44】 Tibullus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ティブッルス第1巻第6歌43-68行

sic fieri iubet ipse deus, sic magna sacerdos
 est mihi divino vaticinata sono.
haec, ubi Bellonae motu est agitata, nec acrem  45
 flammam, non amens verbera torta timet:
ipsa bipenne suos caedit violenta lacertos
 sanguineque effuso spargit inulta deam,
statque latus praefixa veru, stat saucia pectus,
 et canit eventus, quos dea magna monet.    50
'parcite, quam custodit Amor, violare puellam,
 ne pigeat magno post didicisse malo.
attigerit, labentur opes, ut vulnere nostro
 sanguis, ut hic ventis diripiturque cinis.'
et tibi nescio quas dixit, mea Delia, poenas:    55
 si tamen admittas, sit precor illa levis.
non ego te propter parco tibi, sed tua mater
 me movet atque iras aurea vincit anus.
haec mihi te adducit tenebris multoque timore
 coniungit nostras clam taciturna manus:    60
haec foribusque manet noctu me adfixa proculque
 cognoscit strepitus me veniente pedum.
vive diu mihi, dulcis anus: proprios ego tecum,
 sit modo fas, annos contribuisse velim.
te semper natamque tuam te propter amabo:   65
 quidquid agit, sanguis est tamen illa tuus.
sit modo casta, doce, quamvis non vitta ligatos
 impediat crines nec stola longa pedes.

神御自身がこうなるように命じたのだ,偉大な女司祭が
 僕に神の声で予言したのだ.
彼女は,ベッローナ*1の動きに駆られた時,正気を失って(45)
 激しい炎も打ち振るわれた鞭も恐れはしない.
彼女は両刃の手斧で乱暴に自分の手足を切りつけ,
 罰されることなく女神に流れた血を振りかける.
彼女は櫛を脇腹に突き通して立ち,胸を傷つけて立ち,
 そして,偉大な女神が告げる来るべきことを歌う.(50)
「汝らアモルが見張る女性を犯すことを控えよ,
 大きな災いによって,後にそれを知って恥ずることのないように.
触れたならば,財は去るだろう,ちょうど我が傷より
 血が,ちょうどこの灰が風に奪われるが如くに」
そして,彼女は,わがデーリアよ,何か知らない罰を語った.(55)
 しかしもし,お前が告白すれば,かの女神が優しくなるよう,僕は祈ろう.
僕は君のために,君を許しているのではなく,お前の母が
 僕をそうさせ,その金髪の老いた母が,僕の怒りを打ち負かすのだ.
彼女は暗闇の中,君を僕に引き合わせ,大仰にびくびくしながら,
 だまって僕らの手を繋がせてくれた.(60)
彼女は夜に門にくっ付いて僕を待ち,そして遠くから
 僕が来るときの足音を聞き分けた.
僕のために長生きしてくれ,優しい老婆よ.僕がお前に,
 許されている限り,自分の人生を分け与えることを望みたい.
常にお前と,お前の娘を,お前のために僕は愛するだろう.(65)
 彼女が何をしようと,それでも彼女はお前の肉親だ.
ただ彼女が純潔であることを教えよ,巻き紐が髪を
 縛り,長い衣も足を覆ってはいないけれども*2


*1 ローマの戦いの女神.信者は宗教的狂気に駆られることで有名.
*2 頭に巻く羊毛でできた紐(vitta)も,踵まで届く長い衣も,純潔な婦人の象徴であり,売春婦には禁じられていた(Maltby, ad loc.).


【2007/01/28 21:04】 Tibullus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ティブッルス第1巻第6歌25-42行

saepe, velut gemmas eius signumque probarem, 25
 per causam memini me tetigisse manum:
saepe mero somnum peperi tibi, at ipse bibebam
 sobria supposita pocula victor aqua.
non ego te laesi prudens: ignosce fatenti.
 iussit Amor: contra quis ferat arma deos?   30
ille ego sum, nec me iam dicere vera pudebit,
 instabat tota cui tua nocte canis.
quid tenera tibi coniuge opus? tua si bona nescis
 servare, frustra clavis inest foribus.
te tenet, absentis alios suspirat amores     35
 et simulat subito condoluisse caput.
at mihi servandam credas: non saeva recuso
 verbera, detrecto non ego vincla pedum.
tum procul absitis, quisquis colit arte capillos,
 et fluit effuso cui toga laxa sinu:        40
quisquis et occurret, ne possit crimen habere,
 sit procul aut alia stet, precor, ante via.

42 Mueller : stet procul ante aut alia stet procul ante via codd. alii alia

しばしば僕は,あたかも彼女の宝石や印章を鑑定するかのように,(25)
 それを口実に彼女の手に触ったのを覚えている.
しばしば僕はお前を生酒で眠らせた,だが,お前を出し抜いた僕自身は
 水を注いで酔わない杯を飲んでいた.
僕は意図してお前をひどい目にあわせたわけではない.自白している僕を許してくれ.
 アモルが命じたのだ.だれが神々に向けて武器をとることができよう.(30)
僕がその男だ,僕は今や告白することを恥じるまい,
 一晩中お前の番犬が吠えかかっていたのは.
たおやかな妻が,お前になんの役にたつのか?もしお前がその宝を守ることを
 知らなければ,鍵を門にかけても無駄だ.
彼女はお前を抱くが,彼女はそこにいない別の愛人に溜め息をつく,(35)
 そして,すぐさま頭が痛いふりをするのだ.
だが,彼女には僕が仕えるべきだということを信じたまえ.僕はひどい鞭も
 拒みはしないし,僕は足枷も退けはしない.
その時,お前達は遠くに離れよ,髪の毛を巧みに整えてるような奴は皆,
 たっぷりした裾の緩いトガをまとっている奴も.(40)
そして,出会うやつらは皆,犯罪に巻き込まれないよう,
 先に遠くに離れているか,別の道に,お願いだ,立っていてくれ.


【2007/01/28 14:36】 Tibullus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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『古代エジプトうんちく図鑑』

またまた買ってしまいました.

芝崎みゆき 画・文『古代エジプトうんちく図鑑』東京:バジリコ株式会社, 2004. ISBN4-901784-42-0. 1600円+税.

帯には「脳の髄までエジプト漬けになること間違いなし!…な本の内容」とあって,確かにその通りだと思います.相変わらず(というかこちらのほうが『古代ギリシアがんちく図鑑』よりも先にでていますが)脱力感たっぷりの絵で,本文300ページ!しかも,参考文献がこれまた多数.これもおそらくすべて独学なのでしょうが,早稲田大学文学部教授・エジプト学研究所所長近藤二郎氏が「一人の女性が独学で,古代エジプトの歴史と文化をここまで描けたのは驚きだ」と賞賛するように,半端なものではありません.ヘロドトスなどの歴史家の記述もあれば,直接的なところではヘレニズム文学を支えたプトレマイオス朝の歴史も扱われており,その最後を飾るクレオパトラはローマ史そのもので,それがまた面白くしっかりまとめられているのですから,この本も西洋古典学徒に超オススメです.いや,この調子で『古代ローマ……図鑑』をぜひ作っていただきたいですね.


【2007/01/27 21:50】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ティブッルス第1巻第6歌1-24行

Semper, ut inducar, blandos offers mihi vultus,
 post tamen es misero tristis et asper, Amor.
quid tibi, saeve, rei mecum est? an gloria magna est
 insidias homini composuisse deum?
nam mihi tenduntur casses: iam Delia furtim   5
 nescio quem tacita callida nocte fovet.
illa quidem iurata negat, sed credere durum est:
 sic etiam de me pernegat usque viro.
ipse miser docui, quo posset ludere pacto
 custodes: heu heu nunc premor arte mea.   10
fingere tunc didicit causas, ut sola cubaret,
 cardine tunc tacito vertere posse fores:
tunc sucos herbasque dedi, quis livor abiret,
 quem facit impresso mutua dente venus.
at tu, fallacis coniunx incaute puellae,      15
 me quoque servato, peccet ut illa nihil,
neu iuvenes celebret multo sermone, caveto,
 neve cubet laxo pectus aperta sinu,
neu te decipiat nutu, digitoque liquorem
 ne trahat et mensae ducat in orbe notas.   20
exibit quam saepe, time, seu visere dicet
 sacra Bonae maribus non adeunda Deae.
at mihi si credas, illam sequar unus ad aras:
 tunc mihi non oculis sit timuisse meis.

いつも,僕を欺くために,お前はいい顔を僕にみせているが,
 しかしお前は,その後哀れになった僕には,非情で荒々しくなるのだな,アモルよ.
残忍な奴よ,お前は僕にかかわるどんなことがあるのか.偉業なのか,
 人間に神が待ち伏せを仕掛けることが?
実に,僕に罠がはられている.今やずる賢いデーリアはこっそりと,(5)
 誰かしらん奴を,夜の静寂(しじま)に抱いている.
彼女のほうは誓って違うといった,だが,信じるのは無理だ.
 そんなふうに,僕についてもまた,夫に違うとずっと言い続けたのだ.
僕は哀れにも教え込んだ,どういうやり方で彼女が見張りを
 欺く事ができるかを.ああ,ああ,今や僕の技で僕が窮地にいるのだ.(10)
その時,彼女は,一人でねる理由をこさえることを学んだ,
 その時,蝶番の音をたてずに,門を開く事を学んだのだ.
その時,互いに愛し合って唇を押し付けた時にできる痣が
 消えるような,薬草の汁を僕は教えたのだ.
だが,お前,人を欺く女の不用心な夫よ,(15)
 僕にも役に立ってくれ,彼女が過ちを犯さないように,
若い男と沢山おしゃべりをしに通わないように,気をつけろ,
 着物の裾を緩くして胸をあらわにして横にならないように,
彼女がお前を頷きで騙さぬように,指で水を
 のばして,机にまるく文字を書かないように.(20)
彼女が出て行く度毎に心配しろ,たとえ彼女が
 男児禁制の「良き女神」*1の秘儀にゆくと言おうとも.
だが,もしお前が僕を信じるなら,僕が一人で彼女をつけて祭壇にゆこう.
 その時,僕は自分の目を心配することはないだろう*2


*1 ローマの豊穣の女神.
*2 しばしば男児禁制の儀式を見た者は目をつぶされる神罰が考えられていた.


【2007/01/27 21:05】 Tibullus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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テオクリトスのドーリス方言

今朝はテオクリトス第3歌の3行目,Ti/tur 0, e0mi_n to_ kalo_n pefilhme//ne, bo/ske ta_v ai]gav
で,冠詞のta_vは,普通は長いのですが,韻律上ここでは短くなくてはならず,テオクリトスのドーリス方言で短くなるという規則がどこに書いてあるのか探すのでひと騒ぎでした.結局頼りになったのはこの本.

Fritzsche, Hermann. Theokrits Gedichte. Erklärt von. 3. Aufl. besorgt von Eduard Hiller. Leipzig: Teubner, 1881.

 一応GowにもDoverにも,方言の記述はあることはあるのですが,全然まとまっていなくて使えません.ところがFritzscheでは,pp.299-318にちゃんと'Der Dorismus Theokrits.'として,本当に使いやすくまとめられているんですね(Gowもこれを参照せよ,と書いています(p.lxxii, n.4)).ちゃんとそこの§72(p.312)に冠詞の項があって,女性複数のta_vが短くなる現象と例があがっていました.
 特にDoverは,学習者にはかなりいい注釈書と一般には言われていますが,肝心の方言の記述は混沌としていて,どうもこの件に関してはは載っていないようです(ちなみに,Doverの本は巻末に語彙表がついているのですが,これは全部の語彙を網羅していないですし,取捨選択の基準も正直よく分りません).

Dover, Sir Kenneth J. Theocritus: Select Poems. Edited with Introduction and Commentary by. London: Macmillan, 1971. Reprinted with minor corrections. 1985. Reprint. London: Bristol Classical Press; Oak Park: Bolchazy-Carducci, 1987.

最近は以下の本も出ているようです.まだ未見ですが,これではちゃんと方言まとまっているでしょうか.

Hunter, Richard L. Ed. A Selection : Idylls 1, 3, 4, 6, 7, 10, 11 and 13. Cambridge Greek and Latin Classics. Cambridge: Cambridge U.P., 1999.

とまあ,なんだかこんな騒ぎで,辞書や文法書をひっくり返しつつ,貴重な土曜日の午前が費やされてしまいました.


【2007/01/27 13:39】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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テオクリトス第19歌『蜂蜜泥棒』(偽作)

7777[QEOKRITOU]7KHRIOKLEPTHS

To_n kle/ptan pot 071Erwta kaka_ ke/ntase me/lissa
khri/on e0k si/mblwn suleu/menon, a1kra de_ xeirw~n
da/ktula pa/nq 0 u9pe/nucen. o4 d 0 a1lgee kai_ xer 0 e0fu/sh
kai_ ta_n ga~n e0pa/tace kai_ a#lato, ta~| d 070Afrodi/ta|
dei~cen ta_n o0du/nan, kai_ me/mfeto, o3tti ge tutqo/n7775
qhri/on e0nti_ me/lissa kai_ a(li/ka trau/mata poiei=.
xa) ma/thr gela/sasa:79tu_ d 0 ou0k i1sov e0ssi_ meli/ssaiv,
o4v tutqo_v e1eiv ta_ de_ trau/mata a(li/ka poiei=v; 0

     偽テオクリトス 蜂蜜泥棒

ある時泥棒しているエロースを蜂が激しく刺しました.
それは蜂の巣箱から蜂蜜奪っている時のこと.そして両手の指の天辺を
全部ちくちく刺しました.彼は痛がり手をふうふうし,
地団駄踏んでは跳ね回り,アフロディーテーに
傷をみせ,そして不平をいいました,こんなちっちゃい (5)
生き物なのに,こんなに大きな傷つけた,って.
すると母神は笑いました.「お前は蜂にそっくりじゃない?
お前はこんなにちっちゃいくせに,こんなに大きな傷つけるから」


【2007/01/27 01:44】 Theocritus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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テオクリトス第3歌『コーモス』40-54行(完結)


79Ippome/nhv, o3ka dh_ ta_n parqe/non h1qele ga~mai,77740
ma~l 0 e0n xersi_n e9lw_n dro/mon a1nuen: a9 d 070Atala/nta
w(v i1den, w$v e0ma/nh, w$v e0v baqu_n a3lat 0 e1rwta.
ta_n a0ge/lan xw) ma/ntiv a)p 071Oqruov a}ge Mela/mpouv
e0v Pu/lon: a( de_ Bi/antov e0n a0gkoi/naisin e0kli/nqh
ma/thr a( xari/essa peri/fronov70Alfesiboi/av.77745
ta_n de kala_n Kuqe/reian e0n w!resi mh~la nomeu/wn
ou0x ou3twv73Wdwniv e0pi_ ple/on a1gage lu/ssav,
w#st 0 ou0de_ fqi/meno/n nin a1ter mazoi=o ti/qhti;
zalwto_v me_n e0mi_n o9 to_n a1tropon u3pnon i0au/wn
70Endumi/wn: zalw~ de/, fi/la gu/nai,70Iasi/wna,77750
o4v to/sswn e0ku/rhsen, o3s 0 ou0 peusei=sqe be/baloi.

70Alge/w ta_n kefala/n, ti_n d 0 ou0 me/lei. ou0ke/t 0 a0ei/dw,
keiseu=mai de_ pesw/n, kai_ toi_ lu/koi w{de/ m 0 e1dontai.
w(v me/li toi gluku_ tou=to kata_ bro/xqoio ge/noito.

(牧人の歌  51行まで)
ヒッポメネーは,まさに彼がかの娘を娶らんとした時,(40)
彼は手に林檎をもって,競走のコースを走った.そして,かのアタランターが
見た時,その時狂気に襲われ,ひどい愛に陥った*1
そして,予言者メランプースは,オトリュスからピュロスへ
群れを追った.そして,ビアースの手の中に,
賢いアルペシポイアーの麗しき母は身を預けた*2.(45)
そして,かの美しいキュテラーの女神*3を,山で羊を牧していた
アドーニスが,これほどまでにひどく狂気に追いやったのではないか,
彼が死んでも胸から離さないほどに*4
僕にはうらやむべき者だ,覚めない眠りを眠っている
エンデュミオーン*5は.そして,うらやましいのは,愛しい娘よ,イーアシオーンだ,(50)
彼は秘儀に与らぬお前達には信じられぬほどのものを得たのだ*6

僕は頭が痛いし,君も気にしてくれない.もはや歌うまい.
倒れて横たわっていよう,そして,こうやって狼が僕を食らうのだ,
それは君には甘美とならんことを,ちょうど蜜がのどごし甘いように.


*1 アタランターは,求婚者と競走して勝てば結婚するといったが,負けた者は殺していた.ヒッポメネーは,競走中林檎をころがし,それによって気を取られたアタランターに勝つ.
*2 ビアースはネーレウスの娘ペローに恋するが,ピュラクスのもので,以前はネーレウスの母のものであった群れを連れ戻すことを婚姻の条件にする.ビアースの兄弟のメランプースは予言の術を用いて,ピュラクスを助けることで,代わりに群れを得て,ビアースはペローを娶る.
*3 アプロディーテー.
*4 アドーニスはキュプロス王キニュラースとその娘ミュッラの間の子で,美少年であり,アプロディーテーに愛されるが,アルテミスの怒りにふれ,狩りの時に猪に付き殺される.
*5 美しい羊飼いで,月の女神セレネーに愛され,ゼウスにより永遠の眠りを眠っており,女神はその彼を訪れては床をともにする.
*6 ゼウスとエーレクトラーの子.サモトラケー島に住み,その島で秘教にかかわることになる.のちにデーメーテールの恋人となる.だが,ゼウスに雷で撃ち殺される別伝もある.


【2007/01/26 22:56】 Theocritus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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テオクリトス第3歌『コーモス』24-39行

w!moi e0gw/n, ti/ pa/qw, ti/ o9 du/ssoov; ou0x u9pakou/eiv.
ta_n bai/tan a0podu_v e0v ku/mata thnw~ a(leu~mai,77725
w{per tw_v qu/nnwv skopia/zetai71Olpiv o9 gripeu/v:
kai1 ka dh_70poqa/nw, to/ ge me_n teo_n a(du_ te/tuktai.
e1gnwn pra~n, o3ka moi memname/nw|, ei0 file/eiv me,
ou0de_ to__ thle/filon potema/cato to_ plata/ghma,
a)ll 0 au1twv a(palw~| poti_ pa/xei+ e0cemara/nqh.77730
ei]pe kai_70Agroiw_ ta)laqe/a koskino/mantiv,
a( pra~n poiologeu=sa paraiba/tiv, ou3nek 0 e0gw_ me/n
ti_n o3lov e1gkeimai, tu_ de/ meu lo/gon ou0de/na poih~|.
h] ma/n toi leuka_n didumato/kon ai]ga fula/ssw,
ta/n me kai_ a( Me/rmnwnov e0riqaki_v a( melano/xrwv77735
ai0tei~: kai_ dwsw~ oi9, e0pei_ tu/ moi e0ndiaqru/pth|.
a3lletai o0fqalmo/v meu o9 decio/v: a]ra/ g 0 i0dhsw~
au0ta/n; a0|seu~mai poti_ ta_n pi/tun w[d 0 a)poklinqei/v,
kai/ ke/ m 0 i1swv poti/doi, e0pei_ ou0k a)damanti/na e0sti/n.

ああ,僕よ,何たるざまだ,何と惨めなんだ.君は聞いてはくれぬ.
僕は上着を脱いで,あそこから海へ飛び込もう,(25)
猟師のオルピスがマグロの群れを見張っている所から.
そして,もし本当に僕が死んだら,それは少なくとも君の楽しみになるだろう.
僕はある時知った,君が僕を愛しているかどうか,想っている時,
遠恋芥子*1をたたいてくっつけられずに,
腕の柔らかいところでなよなよとしなびてしまった*2.(30)
篩を使う占い女アグロイオーも真実を語った,
彼女はある時,僕の傍で草を刈りながら,どうして僕が
君に首っ丈である一方,君の方は僕を全然勘定に入れないのかを語ったのだ.
本当に,僕は君のために双子を生んだ白い山羊を飼っている.
それを,メルムノーンの色黒の日雇いの娘も僕に(35)
せがんでいる.そして,僕は彼女にあげるだろう,だって君は僕につれないから.
僕の右目がぴくぴく引きつっている.彼女を僕は
見られるんじゃないか?この松の木の前へよけて歌おう,
そしたら彼女はきっと僕を覗き込むだろう,だって彼女は鋼じゃないのだから.


*1 芥子の一種.恋占いに使われた.
*2  花占いの一種だったらしい.


【2007/01/26 19:44】 Theocritus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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テオクリトス第3歌のパピュロス

テオクリトス第3歌のパピュロスは,http://www.papyrology.ox.ac.uk/POxy/で見ることができます.左側のSearch Papyri by P.Oxy. numberのところに2064を打ち込んでサーチすると,P.Oxy.L 3548 + 2064というのが出てくるので,その書類マークをクリックすると,パピロスの縮小写真がでてきます.4つパピュロスの写真があるうちで,上から3番目に,第7歌などと一緒に入っています.ここにあるのは,3歌からは11-21行,34-46行,52-最終行なのですが,僕は今の所,27行目あたりが真ん中の一番上にあるのが分った程度です.是非壮大なパズルというか神経衰弱に挑戦してみて下さい.しかし,これをテオクリトスのこの歌だと同定した学者はすごいですねえ.殆ど古典の全作品が頭に入っていたような,19世紀の学者みたいな人じゃないと駄目でしょうねえ.カッリマコスごときで泣きそうになっていては駄目だということです…….


【2007/01/26 17:58】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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テオクリトス第3歌『コーモス』6-23行

7]W xari/ess 070Amarulli/, ti/ m 0 ou0ke/ti tou=to kat 0 a1ntron
parku/ptoisa kalei=v, to_n e0rwtu/lon; h] r9a/ me misei=v;
h] r9a/ ge/ toi simo_v katafai/nomai e0ggu/qen h]men,
nu/mfa, kai_ proge/noiov; a0pa/gcasqai/ me pohsei~v.
h0ni/de toi de/ka ma~la fe/rw: thnw~qe kaqei~lon777710
w{ m 0 e0ke/leu kaqelei~n tu/: kai_ au1rion a1lla toi oi0sw~.
qa~sai ma/n. qumalge_v e0mi_n a1xov. ai1qe genoi/man
a9 bombou=sa me/lissa kai_ e0v teo_n a1ntron i9koi/man,
to_n kisso_n diadu_v kai_ ta_n pte/rin a3 tu puka/sdei.
nu=n e1gnwn to_n71Erwta: baru_v qeo/v: h] r9a leai/nav715
mazo_n e00qh/lazen, drumw~| te/ nin e1trafe ma/thr,
o3v me katasmu/xwn kai_ e0v o0sti/on a1xriv i0a/ptei.
w} to_ kalo_n poqoreu=sa, to_ pa~n li/qov, w} kua/nofru
nu/mfa, pro/sptucai/ me to_n ai0po/lon, w#v tu filh/sw
e1sti kai_ e0n keneoi=si filh/masin a9de/a te/ryiv.777720
to_n ste/fanon ti~lai/ me kat 0 au0ti/ka lepta_ poh/sei=v,
to/n toi e0gw/n,70Amarulli_ fi/la, kissoi=o fula/ssw,
a0mple/cav kalu/kessi kai_ eu0o/dmoisi seli/noiv.

おお,優美なアマリュッリス,なぜお前はもはやこの洞穴から
顔を覗いて呼んでくれないのか,この恋人を?僕が嫌いなのか?
僕は近くでは鼻ぺちゃなのが分るのか?
娘さん,そして,あごひげが突き出しているのが?君は僕を首つりさせちまう.
見てくれ,僕は君に十個の林檎を持って来た,君が取ってこいと言った(10)
ところから僕は取って来た.そして,明日別のを君に持ってこよう.
ちょっと見てくれ.僕の苦しみは酷いんだ.ぶんぶん言う蜂に
なって,君の洞穴の中に辿り着けたらなあ.
木蔦と君を隠している羊歯を通り抜けてね.
今や,僕はエロース神を理解した.ひどい神だ.本当に彼は雌獅子の(15)
乳をしゃぶり,母親は森で彼を育てたのだ.
彼は僕を焼きつくし,骨までずっと痛めつける.
美の権化に見える君よ,全くの石よ,黒い眉毛の
娘よ,山羊飼いの僕を抱いてくれ,僕が君を口づけできるように.
空の口づけにもまた甘い喜びがあるんだ.(20)
君は僕に,花冠をすぐさま粉々に引きちぎらせるだろう,
それは木蔦でできていて,僕は君のために,愛しいアマリュッリス,大切に持っている,
薔薇とよい香りのセロリを巻き付けてね.


【2007/01/26 00:16】 Theocritus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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不二家のクッキー

不二家製品,最近ずさんな品質管理で大騒ぎですが,年前にちょっと不二家のクッキーを買ってたべていたんですよね.今国の基準の十倍以上の緩い細菌量がOKだったとか,すごい話がでていますが,なんでもなくて良かったです(これからあったら怖いですが).その店に昨日行ったのですが,なんとまだありました.これほどの騒ぎになっているときに売っている店は殆どないでしょうね.もうレアアイテム間違いなしです.ホワイトデーのお返しに買い置きしようかとすら思っています(鬼).


【2007/01/25 22:05】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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テオクリトス第3歌『コーモス』1-5行

77777777QEOKRITOU7KWMOS

Kwma/sdw poti_ ta_n70Amarulli/da, tai_ de/ moi ai1gev
bo/skontai kat 0 o1rov, kai_ o9 Ti/turov au0ta_v e0lau/nei.
Ti/tur 0, e0mi_n to_ kalo_n pefilhme//ne, bo/ske ta_v ai]gav,
kai_ poti_ ta_n kra/nan a1ge, Ti/ture: kai_ to_n e0no/rxan,
to_n Libuko_n kna/kwna, fula/sseo mh/ tu koru/yh|.775

       テオクリトス コーモス*1

僕はアマリュッリスのところへコーモスに行く,一方僕の山羊たちは
山のあたりで草を食み,そして,ティーテュロスがそいつらを追っている.
ティーテュロス,僕の本当の仲良しよ,山羊たちを放牧してくれ,
そして,泉のところへ連れて行け,ティーテュロスよ.そして,去勢されていない
リビアの茶色いやつが,お前に突っかけないよう気をつけろ.


*1 恋する者の家の前に行って呼ばうこと.


【2007/01/25 20:52】 Theocritus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ティブッルス第1巻第5歌59-76行(完結)

at tu quam primum sagae praecepta rapacis
 desere: nam donis vincitur omnis amor.   60
pauper erit praesto tibi semper: pauper adibit
 primus et in tenero fixus erit latere:
pauper in angusto fidus comes agmine turbae
 subicietque manus efficietque viam.
pauper ad occultos furtim deducet amicos   65
 vinclaque de niveo detrahet ipse pede.
heu canimus frustra nec verbis victa patescit
 ianua sed plena est percutienda manu.
at tu, qui potior nunc es, mea fata timeto:
 versatur celeri Fors levis orbe rotae.     70
non frustra quidam iam nunc in limine perstat
 sedulus ac crebro prospicit ac refugit
et simulat transire domum, mox deinde recurrit
 solus et ante ipsas exscreat usque fores.
nescio quid furtivus amor parat. utere quaeso, 75
 dum licet: in liquida nam tibi linter aqua.

69 fata Muretus : furta codd.

だが,お前*1はできる限り早く,強欲な占い女の言いつけを
 聞くのを止めよ.なぜなら,全ての愛は贈り物によって打ち負かされるのだ.(60)
貧しい男が,常にお前に仕えるであろう.貧しい男は最初に
 やって来て,柔らかい脇にくっ付いているだろう.
貧しい男が,忠実な伴として,群衆のぎゅうぎゅう詰めの列の中,
 手を突き出して,道を作るだろう.
貧しい男が,こっそりとお前を愛人達のところへ導き,(65)
 そして自ら,お前の白い足より,履物のひもをほどくだろう.
ああ,僕は空しく歌っている,そして,言葉に負けて門が
 開くこともなく,金を握った手で打たなければならない.
だが,お前,今こそ思うがままにしているが,僕のような運命を恐れるがよい.
 運命は,軽い車輪の素早い回転によって変わるもの.(70)
誰かが今この時,敷居のところにしつこく
 立っていたり,しきりに覗き見たり,逃げたり,
家の前を通り過ぎるふりをしては,やがてまた戻って来て,
 一人で同じ門の前でずっと咳払いをするのは,無駄ではないのだ.
秘密の愛は何かを用意してくれる.さあ,よく味わうが良い,(75)
 それができるうちに.お前の舟は,流れる水の上にあるのだから.


*1 デーリア.


【2007/01/25 03:53】 Tibullus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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断片研究の学会 in Oxford

もう一つ学会がありました(←やはり小堀さんのブログへのリンク).
オックスフォード大のコルプス・クリスティ・カレッジで.しかも,エジンバラの学会の中日です.イギリスでは日が重なる程頻繁に学会があるようで.初期ローマ以来の文学的断片研究,といったところでしょうか.この学会でも,HollisやFanthamなど,本にサインをもらいたくなるような方々が登場します.


【2007/01/25 01:46】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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『エウテュプローン』注釈書

Bailly, Jacques A. Plato's Euthyphro & Clitophon. Commentary with Introduction, Glossary and Vocabulary. Focus Classical Commentary. Newburyport: Focus Pub., 2003.

 ようやく届きました.いや,これは本当に懇切丁寧な注釈です.
 初級を終わっている人には,5つ星のおすすめでしょう.ギリシア語を教える立場にたっても,細かい部分の説明もれを防ぐのにはかなりいい本だと思います.シンタックスの注はSmythにreferしてあるので,中級文法の補強にも非常にいいと思います.ところどころで,本文の問題にも簡単にですがふれてあり,プラトーン読みはtextual criticismに無神経だ,という批判を持ちがちな文献学学徒にも有益です(まあ文献学学徒も充分無神経だったりしますが).
 巻末には語彙表がつけられていて,これは動詞の主要変化形も網羅されていますから,辞書代わりに使える一方で,単語帳として暗記にも使え,語彙力をつけるにはちょうどいい教材だと思います.ギリシア語フォントが,英字フォントよりも細めなのが,ちょっと見やすさを損なっているのが残念ではありますが.
 もし,難点を挙げるとすれば,小辞についてでしょうか.これも,説明は少ないわけではない(というか従来の注釈書よりはずっと多い)ですが,完全に全ての小辞をカバーしておらず,特に複数の小辞が絡むところに,どれがどう機能している(あるいはしていない)のかが解説されていなかったりするところがあります.もちろん,DennistonのGreek Particlesを調べることもできますが,この本の対象となる読者は,わらの山の中から針を探し出す作業に陥りがちなGreek Particlesに取り組むよりも,シンタックスや語彙に時間を使うべきですでしょうから,この部分にはもうちょっと網羅的であって欲しかったです.
 僕がギリシア語を勉強し始めた時に,このタイプの本が数冊あったなら,格段に速く,かつ確実にギリシア語ができるようになったでしょう.しかも,Amazonで2500円足らずで購入できてしまうという,破格な値段です.今更ながら,本との出会いは重要だなあと思う今日この頃です.


【2007/01/25 01:20】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) | 記事修正

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ティブッルス第1巻第5歌35-58行

haec mihi fingebam, quae nunc Eurusque Notusque 35
 iactat odoratos vota per Armenios.
saepe ego temptavi curas depellere vino:
 at dolor in lacrimas verterat omne merum.
saepe aliam tenui: sed iam cum gaudia adirem,
 admonuit dominae deseruitque Venus.     40
tunc me discedens devotum femina dixit,
 a pudet, et narrat scire nefanda meam.
non facit hoc verbis, facie tenerisque lacertis
 dovovet et flavis nostra puella comis.
talis ad Haemonium Nereis Pelea quondam    45
 vecta est frenato caerula pisce Thetis.
haec nocuere mihi. quod adest huic dives amator,
 venit in exitium callida lena meum.
sanguineas edat illa dapes atque ore cruento
 tristia cum multo pocula felle bibat:      50
hanc volitent animae circum sua fata querentes:
 semper, et e tectis strix violenta canat:
ipse fame stimulante furens herbasque sepulcris
 quaerat et a saevis ossa relicta lupis;
currat et inguinibus nudis ululetque per urbes,   55
 post agat e triviis aspera turba canum.
eveniet; dat signa deus: sunt numina amanti,
 saevit et iniusta lege relicta Venus.

これらを僕は自分に思い描いていた,その願いを今,東風と南風とが(35)
 香をもたらすアルメニアを通って吹き飛ばしている.
しばしば僕は苦悩を葡萄酒で追い払う事を試みた.
 だが,悲しみは全ての生酒を涙に変えた.
しばしば別の女を僕は抱いた.だが,今や歓喜へと至るという時,
 女主人への愛が忠告し,彼女を捨てた.(40)
その時,立ち去り際に,僕が呪われている女は呼んだ,
 ああ,恥ずかしい,そして,彼女は,僕の女が不吉な業を知っていると語った.
我が女(ひと)は,呪文ではなく,顔としなやかな四肢と
 黄金の髪とで,この呪いをかけたのだ.
このように,ネーレウスの娘,水色の目のテティスは,かつてハイモニアのペーレウスの(45)
 ところへと,手綱をつけた魚たちによって運ばれた.
これらも僕の障りとなったのだ.金持ちの愛人が彼女の所に来たせいで,
 僕の破滅のために,抜け目ない女衒がやって来たのだ.
その女が血にまみれた食事を食わんことを,そして血まみれの口で
 たっぷり胆汁のはいった苦い杯を飲まんことを.(50)
自分の運命を嘆く幽霊がこの女もまわりを常に
 飛び回らんことを,そして,屋根から恐ろしい梟*1が歌うように.
自ら餓えに駆られて狂い,墓の草や,
 獰猛な狼の食べ残した骨を求めんことを.
下半身を丸裸にして走り回らんことを,町中を吠え回らんことを,(55)
 さらに,猛々しい犬どもの群れが,そいつを辻から追い払わんことを.
そうなるであろう.神は徴を与えたもうた.愛する者には神威がついている,
 不正な仕方で捨てられたウェヌスは荒れ狂っているのだ.


*1 梟は子供の血を吸ったり,不吉をもたらすとされた.


【2007/01/25 00:30】 Tibullus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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プラトーン『エウテュプローン』3e-4b
77SW.7 1Estin de_ dh_ soi/, w} Eu0qu/frwn, ti/v h9 di/kh; feu/geiv au0th_n h2 diw/keiv; ソ.ところでだ,エウテュプローンよ,君の訴訟は何なんだね?君は訴訟を訴えられているのか,それとも訴えているのかね?
77EUQ.77Diw/kw. エウ.訴えているのです.
77SW.7 Ti/na; ソ.誰をかね?
77EUQ.774On diw/kwn au] dokw~ mai/nesqai. エウ.その人を訴えるなら,また僕が狂っていると思われるような人をです.
77SW.7 Ti/ de/; peto/meno/n tina diw/keiv; ソ.だが誰なんだね?飛んでる奴でも訴えているのかね?
77EUQ.7 Pollou~ ge dei= pe/tesqai, o3v ge tugxa/nei w2n eu] ma/la presbu/thv. エウ.飛ぶにはほど遠いですよ,その人は,たまたまもう非常に年を取っているので.
77SW.7 Ti/v ou[tov; ソ.その人はだれなのかね?
77EUQ.779O e0mo_v path/r. エウ.僕の父親です.
77SW.7 9O so/v, w} be/ltiste; ソ.君のかね,素晴らしい人よ.
77EUQ.77Pa/nu me_n ou]n. エウ.全くそのとおり.
77SW.7 1Estin de_ ti/ to_ e1gklhma kai_ ti/nov h9 di/kh; ソ.だが,何の罪状で,また,何の訴訟なのかね?
77EUQ.77fo/nou, w} Sw/kratev. エウ.殺人のです,ソークラテース.
77SW.7 9Hra/kleiv. h] pou, w] Eu0qu/frwn, a0gnoei=tai u9po_ tw~n pollw~n, o3ph| pote_ o0rqw~v e1xei: ou0 ga_r oi]mai/ ge tou~ e0pituxo/ntov au0to_ pra~cai a0lla_ po/rrw pou h1dh sofi/av e0lau/nontov. ソ.神様!じつにきっと,エウテュプローンよ,多くの人は,一体どんな風に正しく物事を行うのか,分っていないのだ.というのは,僕の考えではだが,それをすることは,誰にでもできることではなく,おそらくもはやずっと知識の面で遥かに進歩した人のすることなのだ.
77EUQ.77Po/rrw me/ntoi nh_ Di/a, w} Sw/kratev. エウ.そのとおり,神かけて,遥かにね,ソークラテース.


【2007/01/24 20:49】 Plato Euthyphro | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ローマの弁論における形式と機能

小堀馨子さんのブログで紹介されているのですが,来る3月9-11日に,エジンバラで「ローマの弁論における形式と機能」についての学会(←小堀さんのブログ記事へのリンクです)があるそうです.発表メンバーがそうそうたる面々で,講演題目からしてわくわくしてしまうようなものばかり.飛行機代があったら,エジンバラに飛んで行きたいものです(が,多分英語理解し始めるころに会が終わってしまいそう).


【2007/01/24 03:41】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) | 記事修正

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ティブッルス第1巻第5歌19-34行

at mihi felicem vitam, si salva fuisses,
 fingebam demens, et renuente deo.      20
'rura colam, frugumque aderit mea Delia custos,
 area dum messes sole calente teret,
aut mihi servabit plenis in lintribus uvas
 pressaque veloci candida musta pede.
consuescet numerare pecus; consuescet amantis 25
 garrulus in dominae ludere verna sinu.
illa deo sciet agricolae pro vitibus uvam,
 pro segete spicas, pro grege ferre dapem.
illa regat cunctos, illi sint omnia curae:
 at iuvet in tota me nihil esse domo.      30
huc veniet Messalla meus, cui dulcia poma
 Delia selectis detrahat arboribus:
et, tantum venerata virum, hunc sedula curet,
 huic paret atque epulas ipsa ministra gerat.'

だが,僕は愚かにも,君が元気になったら,
 幸福な生活があると思い込んでいたが,それは神の意に反していた.(20)
「畑を耕そう,我がデーリアは,作物の見張番をするだろう,
 燃え上がる太陽の下,打穀場が黄金色の作物を脱穀する間.
あるいは彼女は僕のために桶の中いっぱいに葡萄と
 素早い足で踏んだ輝く若葡萄酒をためておいてくれるだろう.
彼女は家畜を数えることになれるだろう.慈愛溢れる女主人の(25)
 懐でおしゃべりな少年奴隷は戯れるのになれるだろう.
彼女は葡萄のお礼に葡萄の実を,
 作物のお礼に穂を,家畜の群れのお礼に宴を農夫の神に捧げることを知るだろう.
彼女は皆を取り仕切り,全てを彼女が気遣うだろう.
 だが,僕が家中で何の意味もないのを,僕は喜ぶだろう.(30)
ここに我がメッサッラが来るだろう,彼には
 デーリアが甘い林檎を選りすぐりの樹々から取って来るだろう.
そして,この偉大な方に彼女は敬意を表して,この方にせっせと働き,
 この方に従い,さらに彼女自身が給仕をして,宴を催すだろう」


【2007/01/24 03:15】 Tibullus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ティブッルス第1巻第5歌1-18行

Asper eram et bene discidium me ferre loquebar:
 at mihi nunc longe gloria fortis abest.
namque agor ut per plana citus sola verbere turben
 quem celer adsueta versat ab arte puer.
ure ferum et torque, libeat ne dicere quicquam 5
 magnificum post haec: horrida verba doma.
parce tamen, per te furtivi foedera lecti,
 per venerem quaeso compositumque caput.
ille ego, cum tristi morbo defessa iaceres
 te dicor votis eripuisse meis:        10
ipseque te circum lustravi sulpure puro,
 carmine cum magico praecinuisset anus.
ipse procuravi, ne possent saeva nocere
 somnia, ter sancta deveneranda mola;
ipse ego velatus filo tunicisque solutis     15
 vota novem Triviae nocte silente dedi.
omnia persolui: fruitur nunc alter amore,
 et precibus felix utitur ille meis.

僕は猛々しかった,そして僕は充分別れに耐えられると言っていた.
 だが,今や僕の逞しい名声は遠く離れてしまった.
というのも,僕は引きずり回されている,子供が慣れた技でまわす独楽が
 紐で勢いをつけられて平らな地面をまわされているように,
荒々しいやつを燃え上がらせ,苛むがよい,その後で何一つ(5)
 大仰な事をいいたくなくなるように.脅しの言葉を御するがよい.
しかし,許してくれ,秘密の床の誓いにかけて,
 愛と傍らに休んだ頭にかけて,君にお願いだ.
君がひどい病に疲れて休んでいる時,
 僕は願掛けによって君を病から連れ戻したと言われているのだ.(10)
僕自ら,老婆が魔法の歌で祈祷をする時,
 君のまわりを汚れなき硫黄で清めたのだ.
僕自ら,ひどい夢が苛むことがないように取りはからったのだ.
 三度聖なる捧げ菓子で*1
僕自ら,頭に紐を巻き,下着を解いて (15)
 夜の静寂に九回三叉路の神*2に願をかけたのだ.
全ての願掛けには義務を払った*3.今,愛を享受しているのは別のやつで,
 そいつはちゃっかり僕の祈りを利用している.


*1 原文mola.スペルト小麦と塩で作った菓子で,宗教・呪術的目的で捧げものとされる.
*2 ヘカテー.
*3 古代の願掛けの際には,願望が叶った時に捧げものをする.


【2007/01/23 22:24】 Tibullus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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人生相談

勝手にリンクさせて頂いているleoさんのブログで知った読売新聞の人生相談.確かにleoさんのいうように,非常に面白いです.

  http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/

文献学者にはなかなか興味深い記事もあります.

  http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20070118sy41.htm

人間ってなんて矛盾に満ちたものだろう,と思ってしまいます.僕は本は基本的にあまりきれいに使わないほうですが,きれいに使いたがる人は本当にきれいにつかうんですよね.場合によっては同じ本でも,読む本と保存する本の二冊を買う人もいるという話です.
 文献学とは関係ないですが……

  http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/shinshin/20061209sy41.htm

 嫌いな気持は痛い程わかりますが,さすがに自殺までは考えないと思いますし,切羽詰まっている気持もわかりますが,相談するというのも微妙にすごい.ちなみに,こういう状態の家だと,家そのものがゴキブリの巣窟になっている場合があるので,業者に頼んだ方がいいらしいですね(と,相談に応じてみる).

 いや,僕も正直,相談したい事はいくらでもありますから,こんど一筆書いてみようかと思います(嘘).


【2007/01/23 18:51】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ギリシア神話データーベース

あちこち見て歩いている間にギリシア神話に詳しくなるサイトです.どこを見ても,ギリシア神話に対する情熱で溢れかえっています.神々の名前に長音付きのカタカナ転写も添えられているので,長短にうるさい人にもおすすめできます.

  テオポリス??ギリシア神話データーベース

神話を題材にした絵画(ルネサンス以降)も見ることができます.「メレアグロスの猪狩り」の絵もあります.ありがたいことに,拙ブログもリンクして下さっていました.


【2007/01/22 19:10】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ウェルギリウス

ウェルギリウスは全訳があるので,多分偽作・疑作以外はほとんどここで訳す事はないと思います.しかし,改めて訳してみると,格調は別格なものがありますね.たまにこうやって訳していたら,ひょっとすると『選集』の全訳はできるかもしれませんし,もし老後までこのブログが続くとしたら,最後に『アエネーイス』12巻を完成させたいものです.ちょっと今出ている翻訳にちょっと満足がいかないので…….


【2007/01/22 01:19】 COMMENTARII DIURNI | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) | 記事修正

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