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ピンダロス『オリュンピア祝勝歌』14歌


ΑΣΩΠΙΧΩΙ ΟΡΧΟΜΕΝΙΩΙ ΣΤΑΔΙΕΙ
ΠΑΙΔΙ ΚΛΕΟΔΑΜΟΥ

Καφισίων ὑδάτων
λαχοῖσαι, αἵτε ναίετε καλλίπωλον ἕδραν,
ὦ λιπαρᾶς ἀοίδιμοι βασίλειαι
Χάριτες Ὀρχομενοῦ, παλαιγόνων Μινυᾶν ἐπίσκοποι,
κλῦτ᾽, ἐπεὶ εὔχομαι. σὺν γὰρ ὔμμιν τὰ τερπνὰ καὶ 5
τὰ γλυκέ᾽ ἄνεται πάντα βροτοῖς,
εἰ σοφός, εἰ καλός, εἴ τις ἀγλαὸς ἀνήρ.
οὐδὲ γὰρ θεοὶ σεμνᾶν Χαρίτων ἄτερ
κοιρανέοισιν χοροὺς οὔτε δαῖτας: ἀλλὰ πάντων ταμίαι
ἔργων ἐν οὐρανῷ, χρυσότοξον θέμεναι παρὰ 10
Πύθιον Ἀπόλλωνα θρόνους,
ἀέναον σέβοντι πατρὸς Ὀλυμπίοιο τιμάν.

πότνι᾽ Ἀγλαία
φιλησίμολπέ τ᾽ Εὐφροσύνα, θεῶν κρατίστου
παῖδες, ἐπακοοῖτε νῦν, Θαλία τε 15
ἐρασίμολπε, ἰδοῖσα τόνδε κῶμον ἐπ᾽ εὐμενεῖ τύχᾳ
κοῦφα βιβῶντα: Λυδῷ γὰρ Ἀσώπιχον τρόπῳ
ἔν τε μελέταις ἀείδων ἔμολον,
οὕνεκ᾽ Ὀλυμπιόνικος ἁ Μινυεία
σεῦ ἕκατι. μελανοτειχέα νῦν δόμον 20
Φερσεφόνας ἔλθ᾽, Ἀχοῖ, πατρὶ κλυτὰν φέροισ᾽ ἀγγελίαν,
Κλεόδαμον ὄφρ᾽ ἰδοῖσ᾽ υἱὸν εἴπῃς, ὅτι οἱ νέαν
κόλποις παρ᾽ εὐδόξοις Πίσας
ἐστεφάνωσε κυδίμων ἀέθλων πτεροῖσι χαίταν.

オルコメノスのスタディオン走者アソーピコス
クレオダモスの子へ

ケーピソス河の水を
司る,また良き馬満てる場所に住むお方,
おお,輝かしきオルコメノスの女王たる
歌で知られるカリス女神らよ,古くに生まれしミニュアイの守り神よ,
聞きたまえ,私が祈り捧げている今.なぜなら汝らとともにこそ,喜ばしきこと,
甘美なことは全て,人々のために成し遂げられるのだから,
もし誰か人が賢く,美しく,輝かしく現れたとすれば.
なぜなら神々もまた,威厳あるカリス女神らなしに
歌舞を催す事も宴を催すこともなく,カリスらは全ての業を
天上にて司り,黄金の弓持ち
ピュートー統べるアポッローンのそばに玉座を据え,
オリュンポス統べる父の永遠の誉れを崇めている.

女王アグライアー,
調べ好むエウプロシュネー,神々のうち最も強き神の
娘らよ,今こそ聞きたまえ,調べ愛する
タリアーよ,幸運のうち
足取り軽く踊り進むこの行列を見つつ.なぜならリュディア調の調べもて
アソーピコスを歌に歌いつつ私はやって来たのだから,
そはオリュンピア競技勝者にミニュアイの町が
あなたの力添えでなった故.今こそ,黒き城壁の
ペルセポネーの館に行け,木霊よ,父のところへ名高き知らせをもたらし.
クレオダモスに会って,息子のことを語らんがため.彼はその若き髪に
ピサのよく知られし谷のそば
栄光の競技の翼を冠った,と.

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【2008/07/04 02:33】 Pindarus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ピンダロス『ネメア祝勝歌』9 第4ストロペー(16-20)
a0ndroda/mant 070Erifu/lan, o3rkion w9v o3te pisto/n,
do/ntev Oi0klei/da| gunai=ka, canqokoma=n Danaw~n
77h]san me/gistoi. <dh_ to/qen>
kai/ pot 0 e0v e9ptapu/louv
77Qh/bav a1gagon strato_n a0ndrw~n ai0sia=n
ou0 kat 0 o0rni/xwn o9do/n: ou0de_ Kroni/wn
77a0steropa_n e0leli/caiv oi1koqen margoume/nouv
stei/xein e0pw/trun 0, a0lla_ fei/sasqai keleu/qou.

夫を破滅させるエリピュレーを,その時忠実の誓として
オイクレースの息子に妻として与えた時,彼らは金髪のダナオイらの
 最大の権力者であった.そこから,
かつて彼らは,七つの門の
 テーバイへと軍隊を率いたが,それは
吉兆なしの道を通ってであった.また,クロノスの子も
 稲光りを振るわず,猛り狂う彼らを家から
旅立つことを勧めず,行軍をとどめようとした.


【2005/09/27 13:31】 Pindarus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ピンダロス『ネメア祝勝歌』9 第3ストロペー(11-15)
ピンダロス『ネメア祝勝歌』9 第3ストロペー(11-15)

o4v to/te me_n basileu/wn kei=qi ne/aisi/ q 0 e9ortai=v
i0sxu/ov t 0 a0ndrw~n a9mi/llai=v a3rmasi/ te glafuroi=v
77a1mfaine kudai/nwn po/lin.
feu=ge ga_r70Amfia/rhn
77pote_ qrasumh/dea kai_ deina_n sta/sin
patri/wn oi1kwn a0po/ t 071Argeov: a0rxoi_
77d 0 ou0k e1t 0 e1san Talaou= pai=dev, biasqe/ntev lu/a|.
kre/sswn de_ kappau/ei di/kan ta_n pro/sqen a08nh/r.


その時,そこで支配していたその彼は,新しい祭と
男達の力競べと,うつろな戦車競技によって
 町を称え,照らし出した.
というのも,かつて彼は謀に長けたアムピアレースと
 恐ろしい状態を避け,
父祖の家とアルゴスから逃げた.そして,もはやタラオスの息子達は
 支配者ではなかった.彼らは派閥闘争で打負かされ,
 勝った男は,かつてあった正義を止めた.


【2005/09/23 03:59】 Pindarus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ピンダロス『ネメア祝勝歌』9 第2ストロペー(6-10)
ピンダロス『ネメア祝勝歌』9 第2ストロペー(6-10)
e1sti de/ tiv lo/gov a0nqrw/pwn, tetelesme/non e0slo/n,
mh_ xamai_ siga|= kalu/yai: qespesi/a d 0 e0pe/wn
77kau/xav a0oida_ pro/sfopov.
a0ll 0 a0na_ me_n bromi/an
77fo/rmigg 0, a0na_ d 0 au0lo_n e0p 0 au0ta_n o1rsomen
i9ppi/wn a0e/qlwn korufa/n, a3te Foi/bw|
77qh=ken71Adrastov e0p 070Aswpou= r9ee/qroiv: w[n e0gw/
mnasqei_v e0paskh/sw klutai=v h3rwa timai=v,


だが,人々が言う,ある言葉がある.「優れた業績は
地面において,沈黙によって隠してはならない」実に,言葉による,
 神々しく甘美な自慢の歌こそ相応しい.
さあ,高らかに叫ぶポルミンクスを,
 そして笛を,まさにその騎馬競技の
頂点へと持ち上げよう.それをポイボスの為に
 アドラストスは,アソーポスの流れのそばで為し遂げた.それらを私は
思い出しつつ,名高い名誉によって英雄を賛美しよう,


【2005/09/23 03:49】 Pindarus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ピンダロス『ネメア祝勝歌』9 第1ストロペー(1-5)
ピンダロス『ネメア祝勝歌』9 第1ストロペー(1-5)


XRWMIWI AITNAIWI ARMATI

Kwma/somen par 070Apo/llwnov Sikuwno/qe, Moi=sai,
ta_n neokti/stan e0v Ai1tnan, e1nq 0 a0napeptame/nai
77cei/nwn neni/kantai qu/rai,
o1lbion e0v Xromi/ou dw~m 0. a0ll 0 e0pe/wn gluku_n u3mnon pra/ssete.
to_ krath/sippon ga_r e0v a3rm 0 a0nabai/nwn
77mate/ri kai didu/moiv pai/dessin au0da_n manu/ei
Puqw~nov ai0peina=v o9mokla/roiv e0po/ptaiv.


エトナのクロミオスに,戦車競技の勝利に際して

押しかけようではないか,アポッローンゆかりのシキュオーンから,ムーサらよ,
新たに築かれたエトナへ??そこでは開いた
 扉が他所者に仕えている??,
クロミオスの幸福な
 家へ.さあ,言葉による甘美な賛歌を為せ.
なぜなら,力強き馬牽く戦車に乗って,
 母*と双児の子ら**に,歌の開始を呼ばわっているから,
聳えるピュトーンを,等しく割り当てられて見張る神々に.

*レートー. **アルテミスとアポッローン.

【2005/09/16 23:56】 Pindarus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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ピンダロス『ネメア祝勝歌』9歌
 ピンダロスは黙っているとなかなか読む機会がないので,ちょっと読んでみようと思います.
 ちょっと見た感じでは,ホラーティウス読みには多分,サッポーやアルカイオスなどの叙情詩と並んで,必読書ですね.Nisbet-Hubbardの注釈を読むよりも,直接ピンダロス(やバッキュリデースなど)を読む方が,発見が多いと思います.

一応,手に入った参考文献をあげると……

校訂本・注釈書

Braswell, Bruce Karl. A Commentary on Pindar Nemean Nine. Texte und Kommentare 19. Berlin/New York: de Gruyter, 1998.(書評)
一番新しい校訂本+対訳+注釈でしょうか.注釈はしかし凄まじく専門的です.しかし対訳は大変便利で,信頼がおけます.

翻訳

内田 次信 訳『ピンダロス 祝勝歌集/断片選』西洋古典叢書第II期第13回配本.京都:京都大学学術出版会,2001.
僕のようなラテン語しか読めない(それもそんなに読めてませんが)自称西洋古典学学徒には,喉から手が出る程欲しかった一冊です.翻訳そのものも優れていると思いますが,解説も非常によくまとまっていて,現時点の研究概観になっています.


ピンダロスは,内容の難しさもさる事ながら,韻律になると,殆ど韻律の専門家のテーマになる程の難しさだそうです.これについては追々(勉強しながら),参考文献などをあげることにします.

【2005/09/16 23:02】 Pindarus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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