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カッリマコス『讃歌』注釈

まだ入手していませんが,次のような注釈書も出ています.

Schmiel, Robert. Callimachus' Hymns One, Two, Five, Six. Bryn Mawr: Bryn Mawr Commentaries, 1984. ISBN 0-929524-05-5. $9.95

このシリーズは,初学者向きの,語形などにポイントを絞った注釈書を出していて,初学者には結構役に立ちます.もちろん,その上を行くにはもうすこし詳しい注釈書が欲しくなりますが.値段は非常にお買い得でしょうね.しかし,長い讃歌の3,4の注釈書,そろそろでて欲しいのですが…….

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【2006/12/13 01:45】 Callimachus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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カッリマコス『縁起集』4巻 断片110.40-50
40
77sh/n te ka/rhn w1mosa so/n te bi/on.
私はあなたの頭とあなたの命にかけて誓った.

Catul.66.40
  invita, adiuro teque tuumque caput.
  嫌々ながら.私はあなたとあなたの頭にかけて誓います


44-6
77a0mna/mwn Qei/hv a0rgo_v u9perfe/retai,
boupo/rov70Arsino/h|v mhtro_v se/o, kai_ dia_ me/ssou
77Mhdei/wn o0loai_ nh=ev e1bhsan71Aqw.
ティエーの高名な子孫は通って行った,
あなたの母親アルシノエーの牛貫く槍は(壊された)*1,そして,
 ペルシア人の破壊もたらす船はアトス山の真ん中を航海した.
*1 アトス山の形状からこのように言われていると考えられる.

Catul.66.44-6
 progenies Thiae clara supervehitur,
cum Medi peperere novum mare, cumque iuventus 45
 per medium classi barbara navit Athon.
 ティアの高名な子孫がその上を飛んでゆく(その山を.)
それはペルシア人が新しい海を作り,異邦の若者たちが(45)
 アトス山の真ん中を艦隊で航海して行った時のこと.


47-50
ti/ plo/komoi r9e/cwmen, o3t 0 ou1rea toi=a sidh/rw|
77ei1kousin; Xalu/bwn w9v a0po/loito ge/nov,
geio/qen a0nte/llonta, kako_n futo/n, oi3 min e1fhnan
77prw~toi kai_ tupi/dwn e1frasan e0rgasi/hn.
何が髪の毛にできるだろう,これほどの山が鋼に
 屈する時に.カリュボスの種族は滅びよ,
大地から育つ,邪な植物を,それを初めて見つけ,
 そして槌の業を教えた者らは.

Catul.66.47-50
quid facient crines, cum ferro talia cedant?
 Iuppiter, ut Chalybon omne genus pereat,
et qui primcipio sub terra quaerere venas
 institit ac ferri stringere duritiem!
髪の毛に何ができようか,これほどのものが鋼に屈するというのに.
 ユッピテル様,カリュボス人の種族は皆滅びよ,
そして,初めて大地の下に鉱脈を探すことを
 始め,鋼の硬さを鋳造したものは.

【2006/04/25 17:41】 Callimachus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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カッリマコス『縁起集』4巻 断片110
1 Pa/nta to_n e0n grammai=sin i0dw_n o3ron h|[ te fe/rontai
全ての天球図を見,どこを星が動くのかを……

Catul.66.1
Omnia qui magni dispexit lumina mundi
偉大なる世界の全ての光を見分ける者

7-8 †h7me ko/nwn e1bleyen e0n h0e/ri to__n Bereni/khv
77bo/struxon o4n kei/nh pa~sin e1qhke qeoi=v

その私,ベレニケーの巻き毛をコノーンは空に見た,
 彼女が全ての神々に捧げたその巻き毛を.

Catul.66.7-8
idem me ille Conon caelesti in lumine vidit
e Beroniceo vertice caesariem
その者,かのコノーンは,空の光の中に私を見た,
 ベレニーケーの頭の髪の房を


【2006/04/19 23:35】 Callimachus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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カッリマコス『縁起集』3巻 断片64 シーモニデースの墓 冒頭のみ
P.Pxy.2211, fr.1v, 10-28.

行番号はRudolf Pfeiffer ed. Callimachus. vol.I, Oxford: Oxford U. Pr., 1949.による.

カマリーナ(の湖の干拓)も,あの信心深い男の墓が移されたこと程の
 大きな禍で脅かすことはなかった.
じつにある時,私のために町の前に,
 人を歓待するゼウスを畏れるアクラガースの町の人々が盛り上げた私の墓を
悪人が打ち壊したのだ.君はきいているかもしれないが, (5)
 町の容赦ない将軍,ポイニカーだ.
彼は私の墓石を塔に建て替え,そしてこう語っている文字にも
 敬意を払わなかった.「レオープレペースの子,
ケーオスの聖なる人の私がここに横たわる,奇異な事を
 知り,そして記憶を始めて認識した人」(10)
そして,あなた方にも,ポリュデウケースよ,譲りはしなかった,
 その二人は,家が崩れ落ちようとしている時,客のうち唯ひとり私を
外に呼び出した.その時,ああ,クランノーンの
 家は,偉大なスコファダイの人々の上に崩れ落ちた.
…………




【2005/08/08 05:56】 Callimachus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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カッリマコス『縁起集』断片1 (後編)
そして,まさに私の膝に最初の書板を置いた時,(21)
 リュキアゆかりのアポッローンは私に言った.
「わが親しき詩人よ,覚えておけ,生贄の獣はできる限り
 太らせるように,そして,良き者よ,ムーサはほっそりとしておくように.
さらに,私はお前にこの事を命ずる,車が踏まないようなところを (25)
 歩く事を,そして,他のものたちと同じわだちに沿って
車を走らせないことを,また,より狭い道を行く場合も,
 平たんな道ではなく,すり減らされていない道を行く事を.」
彼に私は従った.実際,私は蝉の澄んだ声を愛し,
 驢馬のうなり声を好まない人の中で歌っている.(30)
あるものは,長い耳の動物にあらゆる点で似ている声を絞り上げているが,
 私は小さく,翼をもつ動物になりたい.
ああ,実にそうだ,老年,霧の露,私は
 輝く大気から食べ物として後者を摂りつつ歌いたい,
その一方,前者は脱ぎ捨てたい.それは私にとって,(35)
 三つの角のあるエンケラドスが死にかけた時に上にある島ほどの重さだ.
気にするな,というのも,ムーサらは実に,やぶにらみの目を使わずに
 見た子らは,年取ってからも親しいもので,退けはしない.
そして一方,ムーサらの鳥は,翼を動かす事を全く
 知らないので,そこで声の中でもっとも力強く飛ぶ.(40)

【2005/08/05 23:22】 Callimachus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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カッリマコス『縁起集』断片1 (前編)
テクストはNeil Hopkinson ed. A Hellenistic Anthology. Cambridge Greek and Latin Classics. Cambridge: Cambridge U. Pr. 1988. 15-16を使用.長いのでギリシア語テクストはここでは省略しますが,パピロス画像(P.Oxy.2079)はここで検索できます.search for の後をpublication nosにして,窓に2079を打ち込んで検索してください..

何度もテルキーネスの人々は,私の歌に不平をいった.
 無知な彼らはムーサイにも親しくはなかったのだが.
なぜかと言うと私は長々と続く歌や,
 何千行もの王達の業績録も,
古の英雄の歌も完成させたこともなく,小さい物語りを子供のように (5)
 丸めてしまうが,だがその年令は数十歳であるからと.
そこで今度は私がテルキーネスらにこう言った.「とげを持った一族よ,
 ただ自分の心のみを融かすことを知るものよ,
実に私は実際短い詩を書く者だ.だが
 法を与える神(=デーメーテール)は背の高い老女より重いのだ.(10)
そして,二人の詩人のうち,ミンメルモス,すなわち規模の小さい
 語りのほうが甘いことを,大きな女性は教えなかった.
ビュグマイオイ族の血を楽しむコウノトリは
 はるばるエジプトからトラキアへと飛ぶし,
またマッサゲタイ族はメーデース族の男に遠矢を射かけた. (15)
 だがナイチンゲールはこのように蜜色をしているのだ.
慎むがよい,バスカノイの子らよ,忌わしい種族よ,これからは技術でもって
 詩才を測れ.ペルシャの測量鎖で測ることは止めよ.
そして,私から大きな音をがらがらたてる歌を求めるな.
 雷は私の仕事ではなく,ゼウスの仕事だ」(20)

【2005/08/05 15:04】 Callimachus | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) | 記事修正

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